歌手のRYOEI(34)が6日未明に更新したブログで、2011年に芸能界を引退した元タレントの島田紳助さんが新曲を作詞したことを明らかにした。ブログでは、紳助さんからの長文に渡るメッセージも掲載されている。

 紳助さんが作詞を手掛けたのは、4月15日発売の両A面シングル『恋をした/好きになってもいいですか』の2曲目「好きになってもいいですか」。

 所属事務所によれば、今回のシングルに合わせて新たに書き起こしたものではなく、以前からRYOEI側の依頼で書き留めていたもので、楽曲としては既に出来上がっていた。それを今回、CD化に際して新たにアレンジなどを加えた。

 紳助さんはカシアス島田名義でRYOEIをセルフプロデュース。2009年のメジャーデビューを後押し、その後も支援してきた。自身も過去に作詞を手掛けている。引退後も交流を続け、昨年8月にはRYOEIのライブに駆け付けた。いわば愛弟子のような存在だ。

 一部では、今回の楽曲で紳助さんは作詞家としての活動を再開させるとの報道もあるが、同事務所は電話取材で「活動再開ではない」と否定。「デビューからお世話になっている関係性のなかで、RYOEIの力になれるのであればとのことだった」と作詞家の活動を本格化するものではないとしている。ちなみに今回の新曲もカシアス島田名義を使っている。

 ブログでも紳助さんは、この楽曲のほかにライブ用の新曲「リョーエイの歌」も手掛けたと報告。「これからもリョーエイと機会があれば作って行きたいと思います」とあくまでもRYOEIとの関係性のなかで楽曲づくりを行っていくとしている。

 その紳助さんは今回の新曲について「何度もアレンジやり直してくれて、いい曲になりましたよー。今までにはないパターンです。アレンジでここまで変わるんだとアレンジの大切さを今頃知った私です。ぜひぜひ聴いて下さいね」とアレンジを加えてさらに出来上がりが良くなったと評価。

 愛弟子には「上手いだけでは売れない世界ですが、上手くないと売れる資格や可能性はないですからね。リョーエイは十分資格持ってますからね」と太鼓判を押している。また「ぼちぼちリョーエイ売れる兆候ですから、注意ですよ」とも綴っている。

 一方のRYOEIも「僕にとって、人生の大先輩でもあり、師匠でもあり、尊敬出来る父親のような存在です。本当に感謝しても仕切れないほど有難いお言葉を頂きました」と師匠からの激励に感激している様子をしたためている。

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