竹内唯人「できることから頑張りたい」気鋭の新世代シンガーの素顔
特別企画

竹内唯人

「できることから頑張りたい」気鋭の新世代シンガーの素顔


記者:村上順一

撮影:村上順一

掲載:23年04月25日

読了時間:約10分

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 新世代シンガーの竹内唯人が、移籍第1弾シングル「Fly」に続き、4月24日に第2弾シングル「絆」をリリースした。2019年にABEMAの恋愛リアリティショー「オオカミちゃんには騙されない」に出演。同年10月にLINE RECORDSよりデジタルシングル「Only Me」でアーティストデビューし、2021年7月に Major 1st Digital Single「After the rain」でメジャーデビュー。竹内は、2022年12月に開催された自身初となるワンマンライブで移籍を発表。春に楽曲をリリースすることをライブで伝え、今回それがカタチとなった。インタビューでは、昨年開催されたワンマンライブ『竹内唯人 YEAR END PARTY “SHIBUYA”』のこと、これまでの竹内唯人らしさを踏襲し、新しさを求めた新曲「Fly」、至極のラブソング「絆」の制作背景など、竹内唯人の今に迫った。

前が見えなくなるほど涙が出たのは人生で初めて

村上順一

竹内唯人

――2月に放送された『オオカミ少年』(TBS)を拝見させていただいたんですけど、 反響もすごかったのでは?

 はい。僕はあまりエゴサはしないんですけど、久しぶりにエゴサをしました。すごい数の反響があって驚きました。あと、SNSのフォロワーもその日で3000人ぐらい増えたので、改めてテレビってすごいなと思いました。

――すごいですね。昨年末にワンマンライブありましたが、今、そのライブを振り返るといかがですか。

 ファンのみんなが、「いつかワンマンライブをやってほしい」と言ってくれていた中で実現したワンマンでした。そんなみんなの顔ぶれが並んでる中で、ライブができたのですごく楽しかったです。

――ワンマンライブで印象的だったことは?

 最後の曲で僕が思いっきり泣いてしまったことです。その時は歌詞は飛ぶし、息もできなくなるし大変でした。いろんな人の顔が頭をよぎるなかで泣きながら歌ってました。前が見えなくなるほど涙が出たのは、人生で初めてのことでした。

――これからもライブ活動は頻繁に行なっていきそうですね。

 僕はライブが大好きなので、どんどんやっていきたいです。

――ちなみに自分以外のアーティストのライブを観るのはいかがですか。

 はい、もちろん好きです。勉強にもなるので観に行きます。

――初めて観に行ったライブは覚えていますか。

 小さかったので内容はあまり記憶にないんですけど、初めて観に行ったライブはバックストリート・ボーイズのライブでした。父に肩車してもらってライブを観たのを覚えています。

――衝撃を受けたライブは?

 衝撃が受けたのは、後に観に行ったエリオット・ヤミンのライブでした。すごく格好良かったです。

――音楽を本格的にやろうと思ったきっかけはそのライブ?

 高校1年生のときにドラムがいないからやってくれないかと誘われて、文化祭でバンドを組んだのがきっかけになったと思います。上級生はステージの立ち位置をうまく調整して全員が見えるように配置していたのですが、僕ら下級生はそんなことは考えずにいたので、ドラムとボーカルの位置が完全に被ってしまっていて。そうするとドラマーはお客さんから見えないんです。それで僕も前に出たいなと思って(笑)。

――はは(笑)。前に出たいという気持ちが竹内さんをボーカルにさせたんですね。

 そうですね(笑)。でも、今となっては後ろで演奏してくれる人の大切さが、自分が前に立つようになってからわかるようになりました。

――良い経験になったんですね。そういえば、Rude-αさんから影響を受けていると過去のインタビューでお話しされていました。

 はい。恋愛リアリティーショー『オオカミちゃんには騙されない』(Abema)で共演して、アーティスト活動を始める前も相談していました。

――コラボとかも期待しちゃいますね。

 Rude-α君からも「コラボしようよ」と言ってもらったことがあります。そして僕からもRude-αくんと「コラボしたい」と話したことがあったのですが、僕がまだ彼のレベルに追いついてないと感じていて。自分の中で一緒にできると思える時がきたらコラボしたいです。

新曲「Fly」は一言で表すと“ニュー竹内”

村上順一

竹内唯人

――3月20日に第1弾シングルの「Fly」がリリースされます。移籍第1弾となる「Fly」はどのような背景の中で生まれた曲ですか。

 ライブで歌いたい曲を作るというテーマで、これまで楽曲を作ってきたところがありました。ただ、これまでとガラッと雰囲気を変えてしまうと少しニュアンスが違ってしまうのかなというのもあって、今までの僕のニュアンスも少し残しつつ、新しいものにしたいという思いがありました。竹内唯人が新しく生まれ変わるぞ、というようなイントロになっていて、一言で表すと“ニュー竹内”みたいなイメージです(笑)。

――“ニュー竹内”いいですね(笑)。Carlos K.さんが作詞・作曲・編曲で携わっていますが、ご一緒されるのは初めてですよね?

 はい。今回はリモートでCarlos K.さんとやり取りをさせていただいたのですが、Carlos K.さんはすごくレスポンスが早くて驚きました。お話ししたことをすぐ反映して投げ返してくれるんです。歌詞は英語と日本語のバランスを考えながら、何度も何度も書き直してキレイに着地することができました。

――英語と日本語、絶妙なバランスですよね。

 実は「Fly」は全部英詞、もしくは全て日本語詞にするのか悩みました。ただ、英語の方が気持ち良いフローもありますし、メッセージとして伝えたいところは日本語にしようと考えて、バランスを見つつ丁寧に制作していきました。歌詞は僕とリスナーというのを意識して作った楽曲です。例えば、恋愛をテーマにした曲となってしまうと、そこでしか共感できない曲になってしまうと思ったので、恋愛だけじゃなく「今日1日頑張るぞ!」といった、出勤、通学時間などで聴いている時にモチベーションを上がる、足取りが軽くなるようなイメージで書きました。

――歌詞の最後の方で <何もかも捨て歌うよ今>というのは、竹内さんご自身のメッセージですよね。

 そこは僕が完全に気持ちよくなって出てきた言葉です(笑)。歌詞の中には自分に向けて歌ってる部分がいくつかあって、移籍してからの1曲目ですし、この先も頑張っていきたいという気持ちも入ってます。未来や希望、光というのをイメージしながら書きました。

――ところで、「Fly」というタイトルは、最初から決定してたんですか。

 「Fly」はCarlos K.さんから楽曲いただいた時に、<Fly>という言葉がサビに入っていました。 楽曲全体を含めて「Fly」という言葉がすごく合うなと思い、タイトルにしました。

――レコーディングはいかがでした?

 レコーディングは割とスムーズにできました。というのもチームで色々意見を出し合ってデモ制作をしたので、 しっかりイメージが固まった状態でレコーディングに臨めたことが大きかったと思います。 あとスタジオのマイクが僕の家のものよりグレードが高かくて、すごくキレイに録れたので、テンションが上がっていたのも、スムーズにいった要因でした。

――ちなみにレコーディングに臨むまでのルーティンみたいなものってありますか。

 喉を潤してからスタジオに入った方がいいんじゃないかと思って、30分ぐらいお風呂に入るようにしています。いつ頃からだったのかは定かではないんですけど、お風呂に入ると声が出るような気がして、それからルーティンになりました。

できることから頑張りたい

――4月24日にリリースされる第2弾シングルの「絆」ですが、「Give me your everything」からタイトル変わりましたね。

 変わりました。この曲のレコーディングが終わって、スタッフのみんなと食事に行った時のことです。すでに「Fly」は決定していたので、4月にリリースする曲のタイトルをどうしようかという話しをしていて。英語にするか、日本語をローマ字にするか、英語にしても短い英語がいいなとか選択肢は色々ありました。

 でも、僕の中で日本語、漢字がいいんじゃないかと思っていて、「なにかいいのありませんかね?」とか話してたら、僕の師匠がポロッと「絆」って。その言葉が出た瞬間に全員「それだ!」みたいな(笑)。聴いている場所や時間で受け取り方が変わる楽曲だなと思っていて、それで「絆」と聞いてビビっときて。その後もタイトルは一応考えたんですけど、やっぱり「絆」という言葉が頭から離れなかったんです。

――Carlos K.さんが作詞も担当されていますが、「絆」のようなラブソングの歌詞は、竹内さんの実体験も入ってるんですか。

 実体験はあまり入れないです。僕、昔から恋愛の曲は書きづらいと周りに話していて...。

――それはなぜですか?

 恋愛の曲を書くとなると、自分が今まで経験してきたことを書くことになると思います。僕は年齢的にも恋愛経験がそんなにあるわけではないので、脚色せずに僕の恋愛観を書いても、聴いてくれる人に刺さらないと言いますか。ですので、僕が思う恋愛観を、プロデューサーさんとかにお話して、第三者のフィルターを通して書いてもらう方が、聴いてくれる人にとってもいいのかなと今は思っています。

――ちなみに「絆」の歌詞でお気に入りのフレーズはありますか。

 <それは造花じゃなくて生きているから>というフレーズは特にお気に入りです。僕では出てこない歌詞です。あと、1番のBメロは全部好きです。

――自分と重ねられる部分があった?

 誰かに向かって歌える言葉が多い、その奥にいる人たちに向けて歌えるような歌詞だと感じました。ですので、ライブでもファンのみんなに向けて歌いたいと思っています。

――バラードといえば過去にリリースされた「ニビイロ」という曲がありますが、そのときの経験が活きた部分もありましたか。

 「ニビイロ」は初めてレコーディングしたバラード曲でした。歌い方のレクチャーをしていただいたり、 色々試しながらレコーディングしたので、その経験がそのまま出たんじゃないかなと思います。「絆」のレコーディングは「こんな歌い方もあるんだ」という発見があってすごく楽しかったです。力の抜き方を教えていただいた途端に、声がまっすぐ出るようになったり。

――力の抜き方とはどういう方法なんですか。

 体の前に棒を1本置いて、その棒に手を優しく置いて歌ったら、どういう仕組みなのかわからないんですけど、出なかったキーが出て驚きました。それ以来すごく声が出しやすいです。

――ちょっとしたことで変わるんですね。最後に、ここからどんな活動をしていきたいですか。展望を教えてください。

 できることから頑張りたいと思っています。去年の年末にワンマンライブをやってから、ファンのみんなが今まで以上に応援してくれているような気がしています。僕が『オオカミ少年』に出演した時もすごい拡散してくれましたし、毎日のように「今日は○○を聴いたよ」とか教えてくれたりするんです。そういうのもすごく嬉しくて。僕が頑張っている姿を見ると「嬉しい」といった声がすごい多かったので、今年はたくさんお仕事がしたいです!

(おわり)

作品情報

移籍後初の2ヶ月連続新曲配信。

第1弾配信シングル「Fly」2023年3月20日(月)0:00~ 配信スタート

「Fly」ジャケ写

第2弾配信シングル「絆」2023年4月24日(月)0:00~ 配信スタート

竹内唯人「絆」ジャケ写

竹内唯人プロフィール

竹内唯人

2001年生まれ、東京出身。
2019年にABEMAの恋愛リアリティショー「オオカミちゃんには騙されない」に出演し、スタイリッシュなヴィジュアルと気さくなキャラクターとのギャップが同世代から人気を集める。
同年10月にLINE RECORDSよりデジタルシングル「Only Me」でアーティストデビュー。

その後も配信リリースを重ね、2020年2月リリースの3rdシングル「ニビイロ」が、テレビ朝日ドラマ「鈍色の箱の中で」の主題歌に抜擢され、Spotifyバイラルチャート5位に連日ランクイン。また、2021年4月にリリースした「MIRAI (feat. $HOR1 WINBOY)」がTikTokで話題となり人気楽曲ランキング2位にチャートイン。
 
2021年7月には Major 1st Digital Single「After the rain」、2021年12月1日には自身初となるミニアルバム「XX」、2022年はDigital Single3作品をリリース、12月には初のソロライブを開催した。

2023年、ユニバーサル ミュージックへ移籍。
バラエティ番組での活躍も目立つなど、活動の幅を広げている。

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村上順一
村上順一
村上順一
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