坂口健太郎、齋藤飛鳥、浅香航大、市川実日子、伊藤ちひろ監督が15日、都内で行われた映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』公開記念舞台挨拶イベントに登壇した。

 【動画】坂口健太郎を振る齋藤飛鳥。元恋人役の齋藤飛鳥と現恋人役の市川実日子が主人公への恋愛観を語る

 リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。

 主人公の未山を演じるのは坂口健太郎。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年という役どころ。齋藤飛鳥はかつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を演じる。

 また未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子。未山の高校時代の後輩であり、ミュージシャンとして活動している草鹿に浅香航大。詩織の娘・美々(みみ)を磯村アメリが務めた。

 未山の元恋人と恋人を演じた齋藤と市川に、未山のような男性を恋人としてはどうか?という質問が飛んだ。齋藤は悩んだ末に「ごめんなさい。私はあまり…」。謝られた坂口は「別に俺の話ではなくて…」とするも、市川は「半分坂口くんだもんね」とツッコまれ、「フラれました」と苦笑いを浮かべ、齋藤は「人としては良いですが…」と付け加えた。

 一方の市川は現恋人を演じたともあって前向きとしながらも過去を知りたいとも。これらを受けて坂口は「総じてお二人とも未山が好きということで」とまとめようとしたが、すかさず「違います…」と否定する齋藤。対照的に市川は「大好き!」と声を張り会場を盛り上げた。

未山を演じた坂口健太郎に「ごめんなさい」と告げる齋藤飛鳥

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