[写真]TUBEの春曲MVが完成

「いまさらサーフサイド」のMVの撮影に挑んだTUBEと松岡茉優

 今年デビュー30周年のTUBEが1年を通して展開するコンセプトシングル“春・夏・秋・冬シングル”の第1弾、春シングル『いまさらサーフサイド』が4月8日にリリースされる。このほど、同曲のミュージックビデオが完成した。

 今作のミュージックビデオは現在(2015年)と、TUBEがデビューした30年前(1985年)の2つの時代を舞台にしており、それぞれの時代で繰り広げられる2組の恋人たちの物語を描いた短編ラブストーリー。

 TUBEと同じく神奈川県出身で、「恋するマドリ」「でーれーガールズ」などを手掛ける女性映画監督・大九明子さんがメガホンを取り、春・夏・秋・冬の4枚のシングルのミュージックビデオを通して観た時にじんわりと心に沁みる一編の映画が完成するコンセプトとなっている。

 メンバー出演シーンは桜が咲き始めた3月末、湘南鵠沼海岸のサーフショップで撮影された。撮影場所は偶然にも、2011年にTUBEが神奈川県・湘南にゆかりのあるア-ティストを集め、被災者の方々へのエールと復興への願いを込めたチャリティーライブ『湘南からエールを~東日本大震災復興支援ライブ~』を開催したビーチの目の前。

 そして、1985年のラブストーリーのヒロイン役として主演を務めたのは、注目を集める若手女優・松岡茉優。今作でTUBEとの初共演が実現した。

[写真]TUBEの春曲MV一コマ

「いまさらサーフサイド」MVの松岡茉優のシーン

 松岡はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で注目を集め、今年に入ってからドラマ『問題のあるレストラン』を含む計4本のドラマと映画に出演し、更に、女優でありながらバラエティ番組でMCを務め、各方面でブレイクが期待されている。

 松岡茉優は「夏の王様であるTUBEさんが作られる春夏秋冬の楽曲。30周年の素敵な企画に参加させて頂けること、大変光栄です。リアルの中で美しさを描かれる大九監督の世界観を存分に味わいつつ、TUBEさんの楽曲に彩られる最高の四季が始まります」とコメントしている。

 MVの舞台は1985年の春、松岡茉優演じる夏歩と落合モトキ演じる涼太がデートで訪れたサーフショップの店長をギターの春畑道哉が、サーフショップの常連客を前田・角野・松本の3人が演じている。

 夏歩と涼太がサーフショップの店内で口論となり、メンバーは心配しながら二人を見守る、ドラマの重要なシーンへのカメオ出演となっている。

 30年前の設定という事で、80年代風の懐かしい衣装を身にまとい、更に、15年以上封印されていた幻の「SUMMER DREAM」のミュージックビデオがブラウン管テレビで流れているシーンも登場する。

 ブラウン管テレビで流れる「SUMMER DREAM」のミュージックビデオはTUBEが初めてハワイを訪れ撮影したもので、ハワイ・オワフ島を舞台にビーチやビルの屋上で演奏しているシーンが印象的。

 30年前の20代前半の初々しいメンバーも去ることながら、今では実現が困難なワイキキビーチのホテルの屋上での演奏シーンではヘリでの空撮を交え、まだ沢山のビル群が立ち並ぶ前のハワイを見ることができる貴重な映像となっている。

 「いまさらサーフサイド」ミュージックビデオのフルver.は4月3日~9日の1週間、GYAO!で独占配信される。

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[写真]TUBEの春曲MV一コマ

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