唐沢寿明、藤木直人、町田啓太、内田有紀 小泉孝太郎、要潤、小林薫が31日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW フィクサー Season1』(4月23日スタート、毎週日曜夜10時放送・配信)完成披露試写会イベントに登壇した。

 【動画】町田に助言する唐沢。そんなやりとりにツッコミを入れる内田

 2008年に「連続ドラマW」の第1弾として始まった「パンドラ」シリーズをはじめ、「白い巨塔」、「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」など数々のヒット作を生み出し、2020年秋の紫綬褒章を受章した脚本家、井上由美子が“フィクサー”を題材に描く大作。

 政界、財界、法曹界など、どこの世界にも必ず裏や闇がある。そして、金や権力に興味のない人間はいない。金とそれに群がる人間たちの悲喜劇とその裏で暗躍する“フィクサー”の活躍を描く本作は、3Seasonにわたる大型オリジナルドラマシリーズとして展開する連続ドラマとなっている。

 「フィクサー」とも呼ばれる主人公の設楽拳を演じた唐沢は自身の役どころを掴みどころがないとして「とにかく気持ち悪いキモい役」と表現。一方、内田は「人には白と黒があって、唐沢さんは今回、黒を一手に引き受けた」とフォローした。

 だが、唐沢は、町田に向かい「僕にもね。王子様と呼ばれていた時代があったんだよ」と切り出すと「それがね。王子に点がついて今は玉子。そしてキモいって。町田君もね、いずれは」と諭すと、町田は「(唐沢さんは)今も王子様ですよ」とすかさずフォロー。続けて「僕も玉子目指します」と宣言。これに唐沢は「うん、そうだよ」と頷いだ。

 そんな2人のやりとりに、内田は「何の話?何の助言してるんですか?先輩!」とツッコみ。会場は笑いに包まれた。

唐沢寿明と町田啓太

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