[写真]ソトコトでんき大賞<1>

第1回ソトコトでんき大賞で特別審査委員を務めた、左から藤岡弘、、鈴木福くん、Negicco(撮影・編集部)

 発電への取り組みやアイデアを顕彰する『第1回ソトコトでんき大賞』(木楽舎主催)の表彰式が30日、都内で開かれ、俳優の藤岡弘、、鈴木福くん、新潟ご当地アイドルのNegicco(ねぎっこ)が特別審査委員として出席した。

 同賞は、電気に関する取り組みを表彰する新たな試み。月刊誌「ソトコト」が主宰。ノミネートから「でんきグッズ部門」「でんきプロジェクト部門」「でんきパーソン部門」「地でんき部門」を表彰。このうち大賞は、煮炊きをしながら発電もできる「発電鍋ワンダーポット」を開発したTESニューエナジーに贈られた。

 藤岡は「自分の知恵を使ってエネルギーを作るのは良い事。共鳴している。他力本願ではなくエネルギーを自分の知恵を使って作り出すことこそサバイバル。どんな環境の中でも生き抜く知恵を絞ることは良い。これを実践している受賞者に感動しました」と賞賛。

 藤岡は44年前に演じた仮面ライダー1号にも触れ「仮面ライダーはまさしくクリーンエネルギー。風力エネルギー、つまり自然のエネルギーを取り入れることによって自力で変身して強いパワーをもってショッカーをやつける。考えてみたらすごいこと」と当時の設定も明かした。

 科学が好きだという福くんは「電気はどうやったら作れるのかを知れて嬉しかった。友達や家族に教えてあげたい」と述べた。

[写真]ソトコトでんき大賞

発声で電気を起こす装置で声を挙げる藤岡弘、(右)。NegiccoのKaedeも挑戦するも電気はつかず(撮影・編集部)

 新潟のご当地アイドルのNegiccoのNao☆は冒頭のあいさつで「このような席に参加出来て嬉しく思います。電気は授業の時にやって大変だなと思っていました。きょうは沢山学んで電気女子になれたら」と意気込みを語った。

 Negiccoとしては、サスティナブルハウスで「地でんき部門賞」を受賞した長田陽一さん(秋田県)に賞を授与した。

 Nao☆は、受賞者を讃えるとともに「私たちは結成13年を迎えますが、地元である新潟は豪雪地帯。雪を使って発電が出来たらとても素敵な事じゃないかと思いました。私たちも地元の自然を使ってエネルギーを生み出す事に目を向けて観光特使として役に立てられるよう頑張っていきたい」と、新潟における再生エネルギーの活動を応援してきたい旨を報告した。

 なお、表彰式の合間には、ユニークな発電装置を体感できるイベントも行われた。藤岡は、自転車をこいで電気を起こす装置に挑戦。NegiccoのKaedeも藤岡とともに、声を発して電気を発生させる装置を使い発電に挑んだ。

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