秋元真夏(撮影・平吉賢治)

 乃木坂46の最後の1期生で、キャプテンの秋元真夏が20日、都内で卒業記念写真集『振り返れば、乃木坂』発売記念記者会見に臨んだ。

 【写真】写真集を手渡すポーズを取る秋元真夏

 後輩たちとの撮影や対談、秋元にとって大切な楽曲「制服のマネキン」にインスパイアされた撮影、ロングインタビューなど、秋元の希望を叶えた集大成ともいえる内容。「私といったらこの一冊というくらいに仕上がっています」

 撮影は写真家の東京祐氏が担当した。お気に入りカットは、旅館でビールを飲んでいる姿。「素の私が詰め込まれた幸せな一枚」という。

 またメンバーに見せた反応を聞かれ「筒井あやめちゃんに見せた時に『耳が小さいですね!』とびっくりされました」と意外な着目点を挙げ、「生でも耳を見せてください」とさらなる興味をひかれたことも笑い混じりに明かした。

秋元真夏(撮影・平吉賢治)

 タイトルに込めた思いも秋元らしい。これまで乃木坂46のメンバーの写真集ではタイトルに「乃木坂」と入っていなかったことから「11年間やってきた私がそのタイトルを背負いたい」と付けた。

 その11年間。「今までで一番楽しそうな私が詰まっている」のが本作。撮影中には後輩との4度の対談で全て大号泣。そんな後輩へ「この本をバトンみたいに渡したい」

 もちろん自己採点は乃木坂46にかけて「460」点だ。

 改めて乃木坂46での活動を振り返り「卒業を前にするとつらかったことも聞かれるけど、それが思い出せないくらい毎日が楽しい」と充実感。同期は卒業したが、大好きな後輩に囲まれて卒業できることに「幸せ」を感じている。

 一方、つらい経験について聞かれると、CDヒット祈願で行った「凍った滝を直角に登る」という過酷な体験を一番に挙げつつ「体を全力で張っていきました」と笑顔で振り返る。

秋元真夏(撮影・平吉賢治)

 卒業公演に向けては「本番ではしっかり真ん中で頑張りたい」と意気込み「私も楽しみながらメンバーと最後に同じステージで輝く姿を見られる最後の機会なので、それを感じながら堂々と立っていたいです」

 “国民の嫁”としても親しまれてきた。卒業後は誰かの「嫁」になる可能性も?「いつか白馬の王子様が迎えに来たら、その白馬に一緒に乗ろうかなという気持ちで待っていたいと思います」と微笑んだ。

 白馬の王子を待つという秋元だが卒業後は「ずっとこのまま走り続けたいという気持ちで、お仕事を続けたい」と仕事にまい進していく思いも明かした。

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