指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く「第3のグループ」として誕生した≒JOY(ニアリーイコールジョイ)。3rdソング「超孤独ライオン」が、今までの爽やかさとは対極にあるハードな楽曲が話題の中、昨年11月30日山野ホール(代々木)で、グループ結成からわずか8か月で初の単独公演「≒JOY 特別公演」を開催したのは記憶に新しいが、2023年1月15日は、その追加公演となる「≒JOY特別追加公演」が同会場で、「昼の部」(15:30~)、「夜の部」(19:00~)2公演で開催された。「≒JOY 特別公演」は、チケット販売開始とともに即完売、プラチナチケットとなり、チケットを入手できなかった多くのファンの要望にこたえる形で、今回の特別追加公演が発表された。

 チケットを手にした約1,600名の来場者を収容し、「≒JOY特別公演」と同じセットリストで、オリジナル曲と先輩グループの=LOVE、≠MEのカバー曲等を含む、全19曲を全力パフォーマンスし会場を大いに盛り上げた。

 公演は、江角怜音がセンターを務める1stソング「≒JOY」からスタート。「愛じゃなくて、恋じゃなくて、夢を歌え」というサビの歌詞さながら、夢に向かって突き進むメンバーの強い意志が伝わる全力のパフォーマンスが繰り広げられた。続いては、=LOVEのカバー曲「スタート!」「届いてLOVE YOU□」(□は白抜きハートマーク)「「部活中に目が合うなって思ってたんだ」」を立て続けに披露。≒JOYのステージデビューとなった「イコノイジョイ 2022」(@富士急ハイランド コニファーフォレスト)で初披露してから、昨年夏のフェスイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」や「@JAM EXPO2022」でも大切に歌ってきた思い入れのある楽曲だ。逢田珠里依は「前回の特別公演でたくさんの反響をいただいたおかげで、今回もまたこうして皆さんにお会いすることができてとっても嬉しいです!」と本日の追加公演開催への感謝の気持ちを伝えた。

 その後のMCパートでは「2022年の漢字一文字」を全メンバーが色紙にて発表。村山結香の漢字一文字は 「夢」。「≒JOYのメンバーになりたいという夢が叶い、≒JOYとしても夢に向かって活動がスタートできたからです。」等、それぞれのメンバーが漢字に込めた想いを熱く語りながら2022年を振り返った。(夜の部では「2023年の抱負」を各メンバーが書き初めで発表。高橋舞は昨年よりさらに成長した姿を見せられるように「飛躍する」、藤沢莉子は「色んなことに挑戦」とそれぞれのメンバーが≒JOY結成2年目に向けて、貪欲な抱負を語った。)

≒JOY

 続いて、キラキラのガーリーな衣装に着替えたメンバーは当公演ならではのメンバー編成でユニット曲を披露。市原愛弓、大信田美月、高橋舞の3名は、=LOVEの「Sweetest girl」を、最年少メンバーである天野香乃愛、山野愛月は乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を披露。さらに逢田珠里依、大西葵、小澤愛実、村山結香のユニットでは、昨年公開されたTHE FIRST TAKEで話題の=LOVE楽曲「あの子コンプレックス」を、スペシャルなアコースティックバージョンでしっとりと歌い上げた。個性あふれる各ユニットでのパフォーマンスは、≒JOYの今後が楽しみなほど完成度が高いものだった。特に「あの子コンプレックス」では、ユニットメンバーの歌唱力と表現力で、会場の空気を一変、想像以上のポテンシャルの高さに、会場からはこの日一番の大きな拍手が沸き起こった。

 ダンスパートを挟み、「P.I.C.」(≠ME)、「手遅れcaution」(=LOVE)とダンサブルな楽曲を先輩グループに負けない気迫で全力パフォーマンス。

 続くMCでは「今年の目標」を各メンバーが発表。天野香乃愛は「たくさんライブをして、皆さんに会いに行きたいです。」、小澤愛実は「みなさんに頼って認めてもらえるような人になりたい。」など、それぞれが個性的な目標を発表し会場を沸かせた。

 中盤に差し掛かると、「いらない ツインテール」(=LOVE)、「ポニーテール キュルン」(≠ME)、「探せ ダイヤモンドリリー」(=LOVE)、「愛を知る」(ラストアイドル)、「まほろばアスタリスク」(≠ME)とカバー曲を、さらに≒JOYの2ndソングで“日々頑張っている皆への応援ソング”「笑って フラジール」を畳みかけるように披露。

≒JOY

 本編ラストは、怪我により療養中の山田杏佳もステージ上に呼び込み、=LOVE/≠MEによる2グループ合同曲「次に会えた時 何を話そうかな」(未発売曲)を披露。山田杏佳は「最後の曲は、私も歌で参加させていただきました。メンバーの全員と目を合わせながら歌えて、お客さんの笑顔も見れて本当にうれしかったです。」と1曲のみの参加ではあったが、全員でパフォーマンスできた喜びをコメントした。「今日は皆さんと過ごすことが出来て、幸せでした。みなさんありがとうございました。」と江角怜音がファンへの精一杯の感謝の気持ちを伝えて、本編は終了した。

 鳴りやまない拍手の中、アンコールでは白Tシャツとパーカー姿に着替えたメンバーが再登場。この日一番のハードなロックサウンドで、11月に配信リリースされた3rdソング「超孤独ライオン」を、赤に染まる激しいライティングの中、硬派に披露。振り幅の広い≒JOYの音楽性を垣間見れるパフォーマンスとなった。「この曲が、そして≒JOYというグループが、日々頑張っている皆さんの背中を少しでも後押しできるような、そんな存在になれたらいいなと思っています。」との江角怜音の熱いメッセージとともに、本日2回目となる「笑って フラジール」を披露し、「≒JOY 特別追加公演」は終了した。

≒JOY

 自身のオリジナル曲に加え、カバー曲では曲ごとに入れ替わったセンターを担当するメンバーが、存在感をしっかりアピールし、改めて進化し続ける≒JOYのポテンシャルの高さと今後への期待が膨らむ、華々しい追加公演となった。

 尚、来月2月22日(水)に発売される=LOVEの13thシングルにて、≒JOYのカップリング参加が決定しており、オンラインサイン会、オンライン個別お話し会にも≒JOYが参加することが発表されている。

★2022年を感じ一文字で表すと?

逢田珠里依 「逢」 / 天野香乃愛 「幸」 / 市原愛弓 「新」 / 江角怜音 「強」 / 大信田美月 「愛」 / 大西葵 「変」 / 小澤愛実 「支」 / 高橋舞 「挑」 / 藤沢莉子 「叶」 / 村山結香 「夢」 / 山田杏佳 「笑」 / 山野愛月 「初」

★2023年の抱負(書き初め)

逢田珠里依「革命児」 / 天野香乃愛「ツアー!!」 / 市原愛弓「デビュー」 / 江角怜音「日進月歩」 / 大信田美月「大きくなる」 / 大西葵「くまになる」 / 小澤愛実「頼られる人に」 / 高橋舞「飛躍する」 / 藤沢莉子「色んなことに挑戦」 / 村山結香「視野を広くする」 / 山田杏佳「新たな一面」 / 山野愛月「何事も積極的に」 

セットリスト

1/15(日) ≒JOY特別追加公演  @山野ホール
<昼の部>15:30~ / <夜の部>19:00~ 共通

01.≒JOY ※7.3配信 ≒JOY 1stソング
02.スタート! ※=LOVEカバー曲
03.届いてLOVE YOU□ ※=LOVEカバー曲
04.「部活中に目が合うなって思ってたんだ」 ※=LOVEカバー曲
05.Sweetest girl ※=LOVEカバー曲
06.ぐるぐるカーテン ※乃木坂46カバー曲
07.あの子コンプレックス ※=LOVEカバー曲
08.P.I.C. ※≠MEカバー曲
09.手遅れcaution ※=LOVEカバー曲
10. いらない ツインテール ※=LOVEカバー曲
11. ポニーテール キュルン ※≠MEカバー曲
12. 探せ ダイヤモンドリリー ※=LOVEカバー曲
13. 愛を知る ※ラストアイドル カバー曲
14. まほろばアスタリスク ※≠MEカバー曲
15. 笑って フラジール ※9.28配信 ≒JOY 2ndソング
16. 次に会えた時 何を話そうかな ※=LOVE / ≠MEカバー曲(未発売)

ENCORE

EN1.超孤独ライオン ※11.23配信 ≒JOY 3rdソング
EN2.≒JOY ※7.3配信 ≒JOY 1stソング
EN3.笑って フラジール ※9.28配信 ≒JOY 2ndソング

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