森七菜、出口夏希、蒔田彩珠、橋本愛、是枝裕和氏が9日、都内で行われたNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』(12日全世界独占配信)配信記念プレミアイベントに登壇。劇中さながらの縁側セットに、着物姿で臨んだ。

 【動画】オーディションの帰り道、泣きながら帰ったことを明かす森七菜。是枝氏は当時を回顧

 京都・祇園の花街を舞台に、舞妓達が共同生活を営む屋形の「まかないさん」となった主人公キヨが、青森から一緒にやってきた親友であり舞妓すみれとともに花街で暮らしていく日常を描く。是枝裕和氏が総合演出を務めた。

 主人公キヨの森、そして、舞妓すみれ役の出口、涼子役の蒔田はオーディションを行って決めたという。

 是枝氏は「横一線で演技経験のない子も含めてオーディションという形でやりました。森さんをオーディションで呼ぶのはキャリア的には申し訳ないと思いながら『この役にふさわしい子を』という意識で臨んでいたんですけど、森さんを見てしまったら森さん以外ありえないと気づいた」とその舞台裏を明かした。

 一方の森は、何度か行ったオーディションの一度目の時に、自身が掲げたキヨ像の表現が思うようにできずに、その悔しさから、役のために用意した半袖と短パンというオーディション用の衣装のまま、渋谷の街を泣きながら帰ったそうだ。

 それでも二度目の時には是枝氏から「もう泣きながら帰えらなくていいからね」と言われ、その経験が「キヨを作る上で余裕というか気持ちの温もりを育ててくれた」と明かした。

当時を回顧する森七菜

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