音楽
クリープハイプ尾崎世界観、読売新聞読書委員に就任
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尾崎世界観
クリープハイプのボーカル・ギターを務める尾崎世界観が、1月8日発行の読売新聞朝刊で、2023年の読書委員に就任することが発表された。
読書委員は、作家・大学教授・実業家ら各界の20名で構成される。尾崎は、ミュージシャンという異色の存在ながら今回の抜擢に至った。任期中は、毎週日曜発行の読売新聞書評面に掲載される書評の選書と執筆を行う。
2023年の委員として、尾崎世界観をはじめ、声優・作家の池澤春菜、国際政治学者・東京大教授の遠藤乾、美術史家・国学院大教授の小池寿子、安全保障研究者・東京大講師の小泉悠、仏文学者・東京大教授の郷原佳以の計6名が新たに加わった。
尾崎世界観プロフィール
1984年11月9日、東京都生まれ。2001年結成のロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギター。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。2014年、初の日本武道館2Days公演を開催、2018年にも4年振りとなる日本武道館公演を成功させる。2021年12月に6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』をリリース。来年3月には、幕張メッセ国際展示場・大阪城ホールというキャリア史上最大規模の会場にて、アリーナツアー 2023「本当なんてぶっ飛ばしてよ」を開催する。
2016年、初小説『祐介』(文藝春秋)を上梓。その他の著書に『苦汁100%』、『苦汁200%』(ともに文藝春秋)、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』。2021年1月に単行本が発売された中篇小説『母影』は第164回芥川賞の候補作に選出された。今年4月に歌詞集『私語と』(河出書房新社)を刊行