連載
STU48「花は誰のもの?」歌い続けた1年

高雄さやか

前向きな気持ちに変わる良い連鎖が起きたら


高雄さやか

STU

掲載:22年12月23日

読了時間:約2分

 アイドルが呼び掛ける平和へのメッセージソングとして国内のみならず海外からも共感と感動を呼んでいるSTU48の「花は誰のもの?」。これまで様々な壁が現れても決して諦めず立ち向かってきた彼女たち。約1年を通して歌い続けてきた同曲をどう捉えているのか。選抜メンバー一人一人の思いを届ける連載。第9回は高雄さやか。

高雄さやか(2期生、福岡県出身)

――「花は誰のもの?」を歌い続けてきて楽曲への捉え方に変化は?

 披露する度に「私たちは何を届けたいのか」を明確にして、見ている方に気持ちを届けて行くことが大切だと思いました。

――自身の気持ちは?

 最初は、この世の中に向けてこんなメッセージ性の強い曲をアイドルが歌っていいのかな…と不安もありました。アイドルとは少しかけ離れていないか心配していましたが、今はアイドルだからこそ歌う理由があると感じています。

――平和への想いは?

 この曲を聞いた多くの方が“大切なものは何か”を再認識していただき、前向きな気持ちに変わってく良い連鎖が起きたらいいなと思います。沢山の方が幸せになれるように願いを込めてこれからも歌っていきたいです。

――平和やコロナ禍など、このような状況下でアイドルの存在価値、存在理由は何だと思いますか?

 アイドルは元気を貰える・与えられる存在だと思います。

 誰しも悲しいことがあったり、孤独を感じる時もあると思います。私自身は、そういう時にアイドルを見ると、勇気がみなぎったり笑顔に癒されたりして、負の感情を一瞬で忘れられます。

 アイドルには大きな力がある。それが存在理由だと信じて活動をしています。

――この1年はご自身にとってどういうものでしたか?新たに芽生えた目標、決意があったら教えてください。

 この1年は有難いことに色々なイベントや音楽番組に出演させて頂けたり、ファンの方々に「STU48 瀬戸内PR部隊 Season2」に選んでいただき、全国ツアーも周ることができました。それと同時に、高雄さやか個人としては地元・福岡で初舞台にも挑戦しました。1つずつ自信をつけていく1年だったと振り返ります。

 今後は、自分の好きなものや楽しいと思うことを積極的にアピールして、夢を言葉にしていきたいです。今までは夢を無謀だと言われることが怖かったり、自信がなくて言えなかったりしましたが…これからは堂々と口に出していかなければならないと思っています。

――コロナや5周年コンサート中止(その後実現)など様々な壁に当たりそれでも乗り越えてきた皆さん。壁を乗り越えるために必要なことはありますか?また壁は乗り越えられると思いますか?

 壁が立ちはだかる度に、皆様の期待を裏切るような形になっていないか不安ですが、それでも理解して応援し続けてくれているファンの皆様や、支えて一緒に前を向き頑張ってくれるメンバーやスタッフさんがいるからこそ、何度でも立ち上がれるのだと思います。

 みんながいれば乗り越えられます!

 高雄さやか

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