4人組新世代女性ボーカルグループet-アンド-が3日、「treat tour 2022」ファイナルとなる東京公演を、SPACE ODDで開催。東名阪3都市6公演のツアーを完走した。

 et-アンド-は昨年夏にデビューし、今年春に初のツアーを開催。今回は2度目のツアーとなります。ハロウィンの時季ということで、「Trick or Treat」から、“もてなす”という意味もある“treat”をとって「treat tour 2022」と名付けられた。

 不思議なリズムとループする歌詞がクセになる「Matryoshka」でステージは幕開け。et-アンド-の世界観を詰め込んだデビュー曲「#tokyo」と続き、キレのあるパフォーマンスで会場をグッと引き込みます。リーダーの野島樺乃からツアータイトルの意味を伝え、「非日常を楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。続いて、「私たちの歌で皆さんの心に光を届けられれば」と、「Newton」、野島のアカペラで始まった「fragile」、「花心」としっとりとした歌声を響かせる。

et-アンド-

 ファイナルの夜公演では、ここで山崎カノンがスタッフに聞いたメンバーに「モノ申したいこと」を発表。しっかりしていると思われているリーダーの野島の意外に緩い姿が暴露されたり、最年少の栗本優音にはスタッフみんな甘いことが判明し、大爆笑が起きた。

 モラレスきあらが「もっともっと盛り上がっていけますかー?」と煽り、「僕は君が好きだ」からはスタンディングに。客席からは大きなクラップが送られ、「BIBIBI」では“ギャーオ”という振りをみんなでそろえたり、「夏海月」では手をゆらゆらと振る“海月ダンス”で会場が一体となり、その勢いのまま「Eenie, meenie, miney」、「Holoholo」で本編を元気いっぱいに締めくくった。

 アンコールでは、「et-アンド-初めての失恋ソングで、私たちも作詞に参加しているので、最後までしっかり聴いてください」と、“春夏秋冬4部作”の第3弾となる、発売したばかりの新曲「宵宵」を披露。切ないラブソングの後、野島は「私たちの夢は武道館に立つこと、もっともっと大きなステージに立つことです。そんな私たちを皆さんが後押ししてくださって、皆さんがいるからこそ、夢をみることだってできます。いつかそんな大きな舞台でまた皆さんにお会いできることを楽しみに、心を込めて歌います」と決意表明し、「My Dream」を熱唱。ラストはタオルを回しながら「Alright」で盛り上げ、千秋楽は閉幕した。野島は、「またワンマンできるよう頑張りますので、絶対来てください。またライブでお会いしましょう!」と手を振り、ステージを後にした。

et-アンド-

 尚、et-アンド-は、今週末11月5日「専修大学 鳳祭」に出演する他、各地で続々とイベントに出演予定。観覧無料のイベントもあり。

et-アンド-リーダー野島樺乃コメント

 この「treat tour 2022」にこんなに来てくださって、今日この時間を私たちにくださって、ありがとうございます。これは誰にでもできることじゃないなと思っていて、自分たちがここに立っている以上、ここにきてくださっている皆さん一人ひとりの気持ちを私たちも背負って、夢に一歩ずつ進んでいきたいなって心から思っています。なので、いつかまた私たちがライブするときにまた来てくださると信じてますし、また来たいなと思ってもらえるように一生懸命活動していきたいなって思います。そして、皆さんが辛いな、et-アンド-の歌聴いて励まされたいなと思った時は、私たちの歌をサブスクでもなんでも選んでくれたら嬉しいです。でもやっぱりイヤホンで聴くよりライブが一番伝えられると思います。さらに大きいステージに立てるように地道に頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

セットリスト

11月3日(木祝) 東京公演 Set List

M-1 Matryoshka
M-2 #tokyo
M-3 Newton
M-4 fragile *カバー曲
M-5 花心
M-6 Blue bird
M-7 僕は君が好きだ *未発売曲
M-8 BIBIBI
M-9 夏海月
M-10 Eenie, meenie, miney
M-11 Holoholo *未発売曲

EN-1 宵宵
EN-2 My Dream *未発売曲
EN-3 Alright *未発売曲

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)