グラミー賞受賞シンガーDaya、失恋の傷をポップソングに変換したEPをリリース
Daya
シンガーソングライターのDaya(デイヤ)が、10月21日にEP「In Between Dreams」をリリースした。
アメリカ・ペンシルベニア州出身、23歳のシンガーソングライターDaya(デイヤ)。2015年、デビュー曲「Hide Away」がBillboard Hot 100でTOP30入り、2016年にザ・チェインスモーカーズの「Don’t Let Me Down」にヴォーカルとして参加。全米シングル・チャート最高3位を記録、第59回グラミー賞「Best Dance Recording」部門を受賞。2016年、2017年と来日し、2017年来日時にはサマーソニックに東京、大阪の2都市で出演。18歳の誕生日は家族と日本でお祝いしたというほどの超親日家。近年はLGBTQ+アイコンとしても支持されており、第1回USワールド・プライドのオープニングなど、主要なプライドイベントでパフォーマンスを行った。
そんなデイヤが、10月21日にEP「In Between Dreams」をリリース。
初めての一人暮らしを始めたり、長い間付き合っていた恋人と別れたりと、新しい経験が続くなかで見るようになった元恋人との夢。音楽を手段として、何が現実で、何が夢だったのかを明確にしていこうという想いから、「In Between Dreams(夢と夢のあいだで)」というタイトルとなったとデイヤは話す。サウンドも夢を見ているようなドリーミーなポップスに仕上がっている。
1曲目の「Love You When You’re Gone」は、感じている孤独の原因が、ただ孤独なだけなのか、元恋人への恋しさなのかという迷いを歌詞にしたもので、 “私があなたを愛するのは あなたがいなくなった時だけ” “ケンカする時のあなた、運転するあなた、私はあなたのことが我慢ならないんだった“と、自分の気持ちを整理しながら振り返った一曲。
2曲目の「New Romantics」は付き合いたての2週間くらいの、恋愛の面倒なことが見えず、幸せだけの時期を表現し、3曲目の「Her」では、新しい相手といながらも、元恋人のことを考えてしまっているという複雑な気持ちを表現。
最後の「See You In My Dreams」は、“この1週間 送ることのないごめんねを書いた”“あなたがまた会ってくれるとしたらどの服を着るかも考えた”と、“終わる前に戻って交際を続けたい”という気持ちを歌詞にした曲。
EPの全楽曲を通じて、多くの人が共感できる恋愛での感情の機微を繊細に描きつつも、曲調は軽快かつ綺麗なポップサウンドなため、聴きやすい仕上がりになっている。
日本のファンに向けては、「早く直接会えることを願っています!」と来日への意欲を見せた。