(C)2022「カラダ探し」製作委員会

 橋本環奈が主演を務める『カラダ探し』(羽住英一郎監督、10月14日公開)で、橋本環奈、山本舞香、横田真悠が挑んだ緊迫のプールシーンのメイキングとインタビュー映像が公開された。

  携帯小説で話題になり2014年には村瀬克俊氏による漫画版が『少年ジャンプ+』(集英社)で連載され、コミックスはシリーズ累計発行部数340万部を突破した同名ホラーの実写化。“カラダ”を探す高校生役を、橋本環奈、眞栄田郷敦、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠が演じる。

 今回公開されたメイキング映像は、暗闇の中、明日香(演・橋本環奈)と留美子(演・山本舞香)と理恵(演・横田真悠)の3人が、すぐ近くまで迫ってきた“赤い人”に見つからぬように、プールの中へ逃げ込む緊迫のシーン。

 ヒタヒタと冷たい足音を立てながら、プールに隠れる3人の目の前まで“赤い人”が迫ってくるシーンからスタート。続く撮影当時を振り返ったインタビューでは橋本も思わず「大変だった…」とこぼすほど。

 一日中プールに入り続け、体が芯まで冷え切ってしまうほどに何度も繰り返した撮影で、「最初はプールに顔をつけることも嫌だったけど、長すぎて慣れてしまった」と語り、最終的には3人全員がすっぴんで臨んだという、役者魂あふれる撮影秘話も明かしている。

 3人は息を止めて、プールの水の中に潜り、一時的に“赤い人”の姿が見えなくなるまでなんとか凌ごうとする、学校の怪談話にも登場しそうなシチュエーションは本作の中でも印象に残るシーンの一つだ。

 先日行われたジャパンプレミアでも、女子3人は撮影期間中、毎日寝る直前まで一緒に過ごしていた、というエピソードが語られていたが、ホラー映画の撮影とは思えないほどその仲の良さが映像からも伝わってくる。

 監督もこのシーンについて「どうしてもずっと学校の中なので、画変わりの為にプールが欲しいなと思いました。夜の教室や廊下を歩いているシーンだけだと、どうしても限界があるのでその為のプールでした」とこだわりのシーンだったことを語っている。

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