映画『アウトロダブル』公開記念舞台挨拶

 藤田玲、佐藤流司、なだき武、中村太郎、高橋怜也、西海謙一郎監督が9月3日、シネマート新宿で新世代のピカレスク・バディー・ムービー『アウトロダブル』(公開中)の公開記念舞台挨拶に登壇した。

 2017年に藤田主演の「ボーダーライン」、2018年に藤田主演「ダブルドライブ‐狼の掟‐」佐藤主演「ダブルドライブ‐龍の絆‐」がぞれぞれ公開され、彼らのファンのみならず映画ファンにも話題となったシリーズ。藤田玲と佐藤流司は舞台での共演歴も多く、2022年最大の注目作との呼び声が高く、7月15日に開幕した舞台「呪術廻戦」では佐藤流司が主役・ 虎杖悠仁役、藤田玲が夏油 傑役で再び共演、そんな息があった二人の若き雄が、自身の役者史上最も危険でハードなアウトロー役に挑む新世代のピカレスク・バディー・ムービー。

 共演には、2.5次元舞台等で活躍する若手俳優が集結。藤田と佐藤とも共演しミュージカル『刀剣乱舞』に出演する牧島 輝。MANKAI STAGE『A3!』では藤田と同じ秋組にて出演する中村太郎。同じくMANKAI STAGE『A3!』に出演する高橋怜也。 同じフィールドで活躍し人気を博す“同士”と言うべき若手俳優達が、一筋縄では行かない役どころで藤田玲/佐藤流司と“熱い競演”を魅せてくれると共に、更にはお笑い芸人の垣根を越えて俳優としても評価が高い、なだぎ武、千原せいじが、それぞれ“らしさ全開”の“熱怪演”で本作を彩り、只でさえ熱い本作の“エッジ”を更に研ぎ澄まし際立たせる。

 更に、ハードでアウトローな“漢たち”の“疾走し続ける生き様“を凝縮した、本作のテンションMAXな世界観/疾走感を更に煽りまくるドライヴ感とグルーヴ感半端無し!”主題歌『BOND』は、何と!藤田玲/佐藤流司が強烈な今回限りのツイン・ボーカル(作詞も二人の共作)で己の生き様を叩きつけるかの様な超強力TUNE!

 そして、9月3日・シネマート新宿で、“真夏より熱い!”ハード&アウトローかつテンションMAXの世界観で迫る新世代のピカレスク・バディー・ムービー『アウトロダブル』の公開記念舞台挨拶を実施された。

 当日は、二人のツイン・ボーカルが炸裂する主題歌『BOND』のタイトル通り、熱い絆(BOND)で結ばれたW主演の藤田玲&佐藤流司、そして彼らの”同士”と言うべき注目の若手俳優=中村太郎/高橋怜也が登壇。更に”らしさ全開”の”熱開演”で本作を彩り作品のエッジを際立させた名優にして笑いの伝道師なだき武も緊急登壇。

 藤田玲&佐藤流司の息の合った“漫才の様な掛け合い”に導かれながら、撮影秘話や撮影エピソード等が次々と飛び出す
舞台挨拶は終始(笑)の連続で、更には、藤田玲&佐藤流司曰く”撮影現場を爆笑の渦に巻き込んだ”なだぎ武が、
この日もその破壊力?を遺憾なく発揮し、場内をまさに、”爆笑の渦”に巻き込み、熱盛上がりの舞台挨拶となった。

■舞台上トーク抜粋

【オープニング一言挨拶】

藤田:『昨日、本作「アウトロダブル」無事公開となり、そして、本日、皆さん朝早くから劇場に足を運んで下さり、これだけ沢山のお客様の前で、共演者の皆と一緒に作品を届けられて嬉しいです!ありがとうございます。』

佐藤:『皆さん、今日は朝早く起きてこの劇場に足を運んで下さったと思いますが、私も今日は早起きをし、そしてカフェインのサプリメントを飲んだので、ガンガンに起きてます(場内笑)今日は宜しくお願いします。』

中村:『(藤田/佐藤をキョロキョロ見ながら)先輩方怖いですが、今日は精一杯頑張ります!』

高橋:『こんなに沢山のお客様にお集まり頂き、緊張してますが、沢山話せればと思ってます。』

なだぎ:『どうも、”2,5次元俳優のなだぎ”です。今日は朝早くから”私だけの為に”ご来場頂き、ありがとうございます!』(場内爆笑&拍手)

(”違う!違う!”と笑いながら手を振る、藤田玲と佐藤流司)

西海監督:『朝早くからお集まり頂き、ありがとうございます。皆さん、今日はどうぞ楽しんで帰って下さい。』

【本作と今までのシリーズ作との違い/また本作の現場で感じた事 等】

藤田:『アベルというキャラクターをここまでシリーズを通じて演じ続けられて嬉しい。そして、今日登壇のメンバー含めシリーズを通じて仲間が増え続け、最高の最後=シリーズ最終章を迎える事が出来ました。シリーズ2作目に流司(佐藤)が出演してくれた事で作品に深みが出て、そして今作では、太郎(中村)や怜也(高橋)が作品にPOPさを加えてくれた。そして、何と言っても、“2,5次元俳優のなだぎさん”も本作には出演して下さった訳で(笑)(なだぎさん)最近、インスタ、“2,5次元俳優と言ってもいい位、色んな格好されてますよね(笑)』

佐藤:『僕は2作目3作目そして本作とシリーズ3作品に出させて貰っているけど、前作の”アンダーグラウンド”な感じの雰囲気も好きだし、今作のより見易くなっている感じの雰囲気も、どちらも好き。特に今回の撮影は(作品が見易くなっている事もあって)幸せに演じられた感じで。そして、アドリブも今回は多めに入れましたね。(藤田演じる)アベルが人間らしくなると、こっちも接しやすくなる。アベルにシリーズを通じて殴られ続けてきたので、(佐藤演じる)純也は今作ではかなり耐久力も付いたかな。前は殴られて失神していたのに、今作では殴られたら頭突きを返す位になってますから(笑)』

中村:『今までのシリーズをファンとして見ていたので、今回出演オファーを頂いた時に先ず、運転か?喧嘩か?と演じるキャラクターを想像してテンション上がりましたが、実際はハムスターを追いかけてるだけでした(笑)あと(牧島輝演じるキャラクターと共に)劇中では、“イケメン過ぎて売れない芸人”の設定ですが僕はそんなイケメンじゃないですよ(笑) (ここで、藤田が“いやいやイケメンだよ!”と茶々を入れ)(苦笑しながら)作品にPOPさを加えられて良かったです!そして、“2,5次元俳優のなだぎさん”!、小さな頃から見てきた方で、現場では殆どお会い出来なかったので本物に今日会えて興奮してます!』(場内笑)

高橋:『“特技はギター”とプロフィールに載せてますが、実はそれ程弾けないんですよ…。にも関わらず、本作では
難しいギターを弾くシーンを振られて…正直“ヤバい”と思いました。そのシーン、何度も取り直しになってしまい
迷惑をかけてすみません。(登壇メンバー達に謝りまくる)(ここで、MCを務めた配給プロデューサーより“特技はギター”のプロフィールを見てキャスティング決まりました”とダメ押しの突っ込み)これからは、“趣味はギター”に変えます。』(場内笑)

※ここで、なだぎが”こういう時は流司くんが面白い事を言えるって聞いたけど”とムチャブリをすると…

舞台挨拶恒例:佐藤流司の為になるウンチク

佐藤:『本作はウサギがキーワードなんですよ、重要な役で(場内笑)で、ウサギは”一羽二羽”と数えますよね。これは何でかと言いますと、≪生類憐れみの令≫等もあって、ウサギを食べるのはよろしくないという風潮の中で、鳥の様に数える事で法の眼をかいくぐってウサギを食べたというのが、”一羽二羽”と数える理由という説もありまして…』となぜか本作とは全く関係のない、佐藤流司・舞台挨拶恒例の?≪ウンチク≫が始まり(場内笑&拍手)

なだぎ:『本当のウンチクだ!(笑)』

藤田:『(流司との舞台挨拶は)いつも勉強になる!』

※そんなこんな?で爆笑&脱線?連続の舞台挨拶はあっという間に大団円の締めの挨拶へ

まだまだ引き出しが!≪舞台挨拶恒例:佐藤流司の為になるウンチク第二弾≫

西海監督:『人気シリーズの最終章を監督出来て光栄でした。今日はありがとうございます!』

なだぎ:『SNSで作品の感想を拡散して、是非作品を盛り上げて下さい!』

高橋:『素敵な先輩方と一緒に出演出来て光栄でした。そして勉強になりました。(9月2日が誕生日なので)今日は最高のプレゼントです!』

中村:『今日は登壇できませんでしたが、同じく共演した輝(牧島)も作品の公開を喜んでいると思います。あと、僕もハムスターのウンチク有ります!“ハムスターは、ウンチをクウ”んです。これがほんとの“ウンチク”です。今日はありがとうございます!』(場内苦笑)

藤田:『舞台挨拶で“ウンチ”って言葉、初めて聞いたよ!』

佐藤:『えー、馬肉を”桜肉”/猪の鍋を”ぼたん鍋”などど言いますが…これは馬の蹄が桜の形に似ていることから、猪は鼻の形がぼたんに似ているから、そういう隠語が始まりでと言われており…』とまたも本作とは全く関係のない、佐藤流司・舞台挨拶恒例の?≪ウンチク第二弾≫(場内笑&拍手)

藤田:『今日こうして笑顔の挨拶と共に、作品を皆さんに届けられて嬉しいです。最高に楽しい作品なので、もしこの作品を観て楽しいと思って貰ったら、友達を誘って何度も観て下さい。何度も観ると(佐藤が先程言っていた)ウサギがどこかに映っているかも知れません。これからもこの作品をよろしくお願いします。今日はありがとうございました!』

【本作と今までのシリーズ作との違い/また本作の現場で感じた事 等】

なだぎ:『(西海)監督とは実は以前、子供番組で御仕事ご一緒させて頂いた事がありまして、結構、イカれた監督で(笑)、ガンガンやってくれと。その時の経験で何となく、本作も方向性は見えていたので。そして玲君(藤田)とは前から知り合いで、その玲君たちが演じ続けてきたシリーズ作と言う事で、現場が出来上がっていてやり易かったですね。後は監督の言う通りに演じたら、あんな感じになりました(笑)演じたキャラクターは、フレディ・マーキュリーのイメージで。

藤田&佐藤:『(なだぎに向い)いやいや、台本通りじゃないですよ。書いてない、書いてない!』

佐藤:『(なだぎとの共演シーンの一つ)駐車場のシーン、俺、素で笑いましたもん!しかも、音声は入ってないけどこのシーンの最後、俺“この人おかしい!”って言ってますから。』

なだぎ:『監督は“とにかくやってみましょう”みたいなスタイルなので、“とりあえずやって見る事で、何かを絞り出して
行く”って言うのは、若手時代以来の経験だったかも(笑)』

西海監督:『なだぎさんは、テイクを重ねると段々、面白くなくなってくるので(笑)瞬発力みたいな物を大事にして、あとは笑いながら撮ってました、なだぎさんの出演シーンは。シリーズ作という事で”出来上がった現場”に僕は乗って行くだけだったので、あとは(本作から参加の)他キャストをどう活かして行くかだけでしたね。』

※主題歌≪BOND≫について 実はタイトルは≪ポンポンぴんぴんパンケーキ/ネギトロ軍艦大盛りで≫との2択だった?

藤田:『二人で書いた(作詞した)曲なので、そこを意識しながら聞いて貰うとより“エモい”かも。』

佐藤:『そうそう、≪BOND≫って曲名なんですが、実は曲のタイトル2択だったんですよ、ね(藤田を見ながら)
もう一つのタイトル候補は、≪ポンポンぴんぴんパンケーキ/ネギトロ軍艦大盛りで≫ってタイトルで。二人でそれぞれ自分が歌うパートの歌詞を書いたので、そこも意識して聞いて貰えれば。』(場内爆笑)

なだぎ:『へー、因みにその≪ポンポンぴんぴん~≫とかっていうタイトルはどんな感じの歌だったの?』

藤田:『パンケーキとネギトロっていう”両極端の世界観”みたいな曲で(苦笑しながら説明)』

なだぎ:『どういう歌やねん!いい加減にせえ!!』(場内爆笑)

藤田&佐藤:『芸人さんが居てくれて良かった!』

※≪時間が余っているので何か面白いトーク/撮影中のエピソード等を≫とMCよりムチャぶり?

(藤田は 『僕や流司はもう何回か、そういう撮影エピソード披露とか振られていてもうネタがないので』と、
 中村/高橋にプレッシャーをかける…)

高橋:『なだぎさんとのあるシーンですが、(千原せいじ演じるキャラクター他)錚々たる顔触れの中、啖呵を切るみたいなシーンで…3回も撮り直しで本当に苦労しました。』

西海監督:『あそこのシーンは確かに大変だったね。』

なだぎ:『せいじ(千原)の圧が一番凄かっただろ?(笑)』

中村:『僕は、流司さんに追いかけられるシーンかな。流司さん単純に足速いし、普通に怖いし(笑)あと、ハムスターは一生いう事を聞かない。』(場内笑)

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