大人になった月島雫(清野菜名)(C)柊あおい/集英社 (C)2022『耳をすませば』製作委員会

 清野菜名、松坂桃李が主演する映画『耳をすませば』(平川雄一朗監督)が10月14日に、全国公開される。8月31日には、清野演じる月島雫が務める星見出版児童書編集部の日常を切り取った場面写真など新たな場面写真5点が解禁。清野は演じた月島雫について「前向きに進んでいく強い女の子だなと感じました」とコメント。

 【写真】月島雫の働く星見出版児童書編集部の日常を切り取った場面写真4点

 1989年に少女まんが雑誌『りぼん』で連載された不朽の名作『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼び、1995年にはアニメーション映画が公開され、大ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、今なお色褪せない青春漫画の金字塔として、歴史に刻まれている。そんな伝説的漫画の実写化が決定。

 今回の実写映画では、漫画・アニメ映画で描かれた中学生時代の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わった。大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李がW主演で演じる。監督はヒットメーカーの平川雄一朗が務め、この秋、ふたたび新たな『耳をすませば』が誕生。

 この度、作家になるという夢を抱きつつ、編集者として懸命に仕事に励む雫とその職場の様子を収めた場面写真が解禁。

 今回解禁になったのは、清野菜名演じる大人になった月島雫が編集者として働く職場・星見出版児童書編集部の日常を切り取った場面写真。時代はノートパソコンが普及する前の1998年。卓上ライトや、机に広がる紙の束。どこか懐かしさを感じさせる編集部で雫とともに働くのは、個性豊かなメンバーたち。いつも仏頂面で構える上司・堀内部長(音尾琢真)を筆頭に、見かけによらず『タイタニック』にドハマり中の先輩・津田みどり(松本まりか)、雫をそっと支える心優しい後輩・高木洋輔(中田圭祐)。時代を思わせる服装や仕事に情熱を傾けるそれぞれの個性あふれる表情も印象的だ。劇中では、10年間追いかけ続けた夢と現実のギャップや、仕事での大きなミスに苦悩する雫の姿も描かれる。

 清野は演じた月島雫について「大人になるにつれどんどん現実を見て、色々な壁にぶつかり、時には落ち込んだりもするのですが、もがきながらもいつも明るく前向きに進んでいく強い女の子だなと感じました」と振り返る。

 遠くイタリアで夢を追いかけている天沢聖司(松坂桃李)や友人、家族に支えられながら前進することを諦めない雫が、ついに“仕事”と“夢”とで選択を迫られることになる。雫が見つけた答えとは。そしてイタリアと日本で繰り広げられる2人の恋の行方にも注目してほしい。

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