INTERVIEW

城桧吏

新垣結衣から学び「本当の先生のように見守ってくれた」:『ゴーストブック おばけずかん』


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:22年07月23日

読了時間:約7分

 城桧吏が、現在公開中の映画『ゴーストブック おばけずかん』で主人公を演じる。どんな願い事も叶えてくれる本=“おばけずかん”を手に入れた子供たちが数々の試練に立ち向かっていく姿を描く。『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などを手掛けた山崎貴監督が圧倒的なVFXを駆使して、子供たちに愛される書童話「おばけずかん」の世界を実写で表現させた。そんな世界に飛び込む同級生の4人は総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた。柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、そして城桧吏。城が演じるのは普段は頼りないが仲間思いの少年・一樹。城は『約束のネバーランド』(約ネバ)では北川景子から目の表現を学び、初主演作となった『都会のトム&ソーヤ』(マチトム)では市原隼人の強い存在感を学んだと過去に語っている。今回は臨時教師・葉山瑤子役に新垣結衣が出演。新垣から学んだものは?【取材・撮影=木村武雄】

試写して「驚いた」

――前回からまた大人っぽくなりましたね。

自分は毎日鏡を見ているので、全然分からないです(笑)

――周りからは?

 身長は言われます。今170センチくらいです。

――出来上がった作品を観た感想は?

 面白かったです!一番驚いたのは映像です。想像していたよりも景色がすごかったので、びっくりしました。

――撮影中はこんな風になるとは思っていなかった?

 現場では「ここがこう変わるよ」というのは聞いていたんですけど、瑤子先生のおばあちゃんの家に行くまでの道で鳥居が壁に貫通してあったり「あれ?これCG?」と思うぐらいリアルでめちゃくちゃすごかったです。

――実際どこまでCGだったんですか?

 瑤子先生のおばあちゃん家の中はCGじゃなくて実際のもので、看板や旗の文字も実際に変わっているんです。それ以外の家の形が変わっていたりするのはCGです。

城桧吏

城桧吏

“オタ芸”で絆強く

――出演が決まった時はどういう気持ちでした?

 ファンタジー映画が大好きなので、めちゃくちゃ嬉しかったです。楓雅とは2回目の共演で安心感もありました。オーディションで、僕と楓雅、サニーが一緒になった時があって「受かるといいね」と話をしていたんです。合格発表でみんなの名前を見たときにはめちゃくちゃびっくりしました。

――決まってから対面した時はどうでした?

 楓雅は「やったね!俺は桧吏くんが受かると思っていたんだよね」ってずっと言っていて。サニーは、とにかく可愛かったですね(笑)。サニーは最初敬語だったんですけど、僕と楓雅で敬語なんて使わなくていいよって言って、一瞬で仲良くなれた感じですね。サニーが中学1年生で、楓雅は2つ下、文香ちゃんが1つ下です。でも年齢差は感じなかったです。

――『マチトム』で主演を務めて、今回は更にスケールが大きくて、プレッシャーはなかったですか。

 ありました。みんなで頑張らなきゃねって話していました。

――自分なりに準備したことはありますか。

 撮影の前に子どもたちだけのリハーサルが何回かあって、自分のキャラクターの性格とかを紙に書き出して、みんなで発表し合ったんです。相手のキャラクターに対して「こういう性格なんじゃない?」と言い合って役作りをして。山崎監督やスタッフさんのアイデアで、4人の関係性を作るためにオリエンテーションというかたちで遊んだりもしました。

――オリエンテーションでやったことは?

 普段やらないような面白いことをやりました!ボールを真上に投げて誰が一番最初に取れるかとか、文香ちゃんをアイドルだとイメージして、男子3人でオタ芸を踊ったりしました(笑)。文香ちゃんに、「こっちに手を振って!」とか言って、振ってもらえたら「キャー!」って叫んだり。恥ずかしさを忘れて本気でやっていました(笑)

――(笑)そこで関係性が出来上がったんですね。実際、桧吏さんも学校に通っていてコロナで行事が中止になった経験もしていると思うけど、それがこの撮影で体験できたという感覚はありましたか?

 ありました。学校でやりたかった行事がいくつか中止になったり、修学旅行は連泊できずに1泊になって。でもこの撮影で地方に行ったときに、卓球台で遊んだりできたので楽しかったです。

――撮影期間はどのくらいですか。

 約2か月くらいです。撮影の半分は泊まりでした。

城桧吏

城桧吏

念願のアクション

――おばけと戦っているときは実際にそのおばけはいたんですか?

 いないです。その場にいないものを想像しながらやるのは大変でしたけど、面白かったです(笑)

――他に印象的なことは?

 ワイヤーを使ったアクションができたことです。

――過去にも体を動かすのが好きだからアクションをやってみたいと言っていましたね。いざやってみてどうでしたか。

 楽しかったです!サニーと楓雅のやっていたワイヤーアクションもやってみたかったですし、一反木綿から飛び降りていくところも、体育館の天井くらいの高さまで体を上げてもらって、そこからマットの上にジャンプしました。

――え!?怖くなかったですか。

 最初は怖かったです。めちゃくちゃ高いですし、大きい扇風機で風を送っていたので風もすごいですし、高いところまで体を持ち上げているので、マットも小さく見えますし、ワイヤーがついているとはいえ、不安になりました。

――何テイクかやったんですか。

 2回くらいです。すんなりOKもらっちゃったので、逆にもうちょっとやりたかったなって(笑)

――今回アクションが多かったですが、それもすんなりいったんですか。

 何回かやったところもあります。雲梯(うんてい)でみんな掴まってそのまま空に連れて行かれるところは実際の校庭でもやっていました。吊られながら楓雅と「やべぇ、楽しい」って言いながら(笑)

――おばけずかんがある古本屋のシーンもCGですか?

 逃げている時の上からのアングルの奥の方はCGです。それ以外は実際に作っているものだと思います。僕もすごすぎて、どこまでがCGか分からなくて(笑)。

――「約ネバ」は長野でしたっけ?整った環境によって自然と役に入れたと言っていましたが、今回もそういう感じがあるので自然と世界感に没頭できた感じですか。

 「約ネバ」の時はCGが国と最後の塀の上くらいだったので、それ以外の場所では割とすんなり役に入れました。今回もすんなり入れたんですけど、後からCGが入ったので、こんなにすごいことになっていたのかと思ったシーンもいくつかあります(笑)。

――見どころの一つに泣くシーンがありますが、感情の作り方はどうされましたか。

 瑤子先生に本当の事を言うシーンはすごく大事なシーンなので、みんな静かに気持ちに入りながら、全体も協力してくれてそういう雰囲気にすんなり持っていけました。

城桧吏

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めぐまれている

――「約ネバ」で北川景子さんと共演した時に北川さんの目から芝居のヒントを得て、「マチトム」では市原隼人さんの存在感がすごいと話されていて。今回は新垣さんと共演されましたがどうですか。

 新垣さんの性格が優しくて面白くて本物の先生みたいな感じで、見守ってくれていました。瑤子先生は、抜けているところがあっておっちょこちょい。そんな一面のあるキャラクターとの差をどんどん埋めていって。よくキャラクターに入ったら普段の生活でもその雰囲気になるという話を聞くんですけど、新垣さんは撮影とのON/OFFがしっかりされていて、瑤子先生と太一(柴崎楓雅)の言い合いのところとかのテンポ感もすごいなと思いました。

――学ぶところはあったんですね。

 行動もそうですし、顔の表情であったり、ジズリとの戦いでは撮影中どういう表情をされているか見えなかったんですけど、完成した映像を観てこういう表情をしていたんだなと。1つ1つ学ばせて頂きました。

――北川さん、市原さん、新垣さんというすごい方と共演されて、すごく良い環境でお芝居されていると思いますが、どう感じていますか?

 今回は自分が不安だったというのもありますし、サニーと文香ちゃんが初めての映画だったので、積極的にその日に撮影するシーンの練習をみんなで集まってやっていました。すごく恵まれていると思います。

城桧吏

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(おわり)

スタイリスト:吉田ナオキ
ヘアメイク:中島愛貴

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