神木隆之介

 城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣が7日、都内で行われた映画『ゴーストブック おばけずかん』(22日公開)公開直前七夕イベントに登壇した。

 浴衣姿で登壇した面々。舞台挨拶などで浴衣を着る機会が多いという神木だがこの季節になると見たいものがあるという。それは好きな曲の歌詞に出てくる「夏の大三角形」。「でもだいたい曇っていて『今年も見えないのか』って」。ただこの日は雲の合間から期待できるとし目を輝かせた。

 そんな七夕の日に、短冊に願いを書いた。神木は「朝起きたら声帯が(CV)下野紘になってますように」。実は本作に登場する妖怪の一体、一反木綿の声を下野が担当している。また神木演じる古本屋の店主の相棒とも言うべき図鑑坊の声は釘宮理恵が担当した。

 「撮影入る前に釘宮さんにお会いして、図鑑坊と店主のかけあいを声を出してやってみようかと。僕は、釘宮さんが隣にいて右耳からその声が聞こえてくるんだと嬉しくて。実は初めてお会いしたのではなく、小さい頃に一緒になったことがあるんだよと覚えていて下さって、幸せでした」

 声優ではほかにも、山彦を杉田智和、百目を大塚明夫が担当するなど大物声優陣が名を揃え、更にジズリの声を田中泯が担うなど豪華顔ぶれ。神木も嬉しそうな表情を浮かべていた。

 また、物語が小学生の主人公たちが困難な試練に立ち向かっていく様子が描かれていることから、同じ年の頃に抱いていた夢を明かすことになった。当時から子役として活躍していた神木だが…。

 「電車が好きなのでJR東日本に勤めたいって思っていました」と鉄道会社を指名。「開発部みたいなところで新しい電車を作ってみたかった。自分が考えた電車が具現化することが夢のようだと思っていました」

神木隆之介

 本作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』など、圧倒的なVFXで観るもの全ての心を奪った日本を代表する映画監督・山崎貴氏の最新作。“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会い、そして別れ――。「大人が知らないベストセラー」として子供たちに愛される児童書「おばけずかん」の世界を圧倒的なVFXで生み出し、手に汗握る冒険と、子供たちの成長物語を描く。

 総勢500人以上の中からオーディションで選ばれた本作の主人公、城桧吏。柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香の子供たちをはじめ、子供たちと一緒におばけの世界へ迷い込んでしまう先生を演じた新垣結衣、古本屋の謎の店主を演じた神木隆之介が名を揃える。

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