『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』舞台挨拶

 小芝風花が2日、都内丸の内TOEIで主演する公開中の『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』舞台挨拶に登壇。舞台挨拶には共演する毎熊克哉、池谷のぶえ、豊島圭介監督も登壇してトークイベントをおこなった。

 テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪―』のその後の話を描いた今作。トークイベントでは、新妖怪や、キャストと監督だけが知っている裏設定や撮影時の意外な裏側などの知られざる撮影秘話が4人によって語られた。

 MCの呼び込みで、映画を見終わった観客のあたたかい拍手に迎えられ登場した登壇者たち。小芝が「映画楽しんでいただけましたか? 最近は何の妖怪の仕業だろうと思うくらいすごい暑い日が続いているのですが、そんな中、足を運んでくださって、映画を観てくださってありがとうございます!」と挨拶。

小芝風花

 毎熊が「公開からしばらく経っての今日で、毎回、今日が会うの最後かな? と思うんですが、またこうやって集合できて嬉しいです!」と、池谷が「いつもは子どもなんですが、今日は40年後の姿できました。(笑)」と続いて会場を沸かせた。そして監督が「日々ツイッター等で感想が上がってくるのを楽しみにしております。子どものお客さんが楽しんでくださっているのを見て、非常に感動しています!」と話す。

 公開から2週間経った心境を聞かれると、小芝は「監督が仰ったように、“娘と約束してたから見にいきます”というコメントをたくさん見るので、家族で見にきてくださっている方が多いのだなと思います」と話す。

豊島圭介監督

 豊島監督も「「澪ちゃんってAITOみたいなのが理想だったんだ」っていう感想がTwitterで見ていて面白かった!」と明かすと、小芝も「私たちもそういう話、してましたよね。澪ちゃんも恋愛がうまくいっていない女の子だったので、澪ちゃん自身も分かっていない感じですよね」と自身が演じた役を分析する。

 そんな2人の恋愛を豊島監督は「僕が昔読んだ漫画で、人間はキスをするとポっとするんだけど、トカゲはなんともなくて、トカゲは尻尾を絡ませるとポっとなるという設定の手塚治虫の漫画があって、そこから種族が違う人同士の恋愛ができたら面白いなって思ってました」と早速、澪とAITOの裏話が明らかに。さらにMCから観客に「2回以上観た方」の呼びかけに、会場からたくさんの手が上がる。そんな光景に「いっぱい! 嬉しい!」という声がキャストから上がった。

 また、ドラマのシーズン2から物語のカギとなった「闇落ち」が、自身の役柄にも襲い掛かった池谷と毎熊。毎熊は「面白いかどうかというよりも、のぶえさんが落武者みたいな格好で現れた時に“反則だろう”って思って(笑)。反則的に面白かったので、何やってもいいんだなって思いました」と話し、会場からも笑い声が上がる。そんな毎熊に、小芝も「のんべさん、はっちゃけてくると思ったのに、真顔で、小さい声でボソボソ“Oh! Yeah!”って仰ったから、面白くて(笑)」と話すと、毎熊は「あそこは海外のPVのはじまりみたいなイメージで…」と毎熊の中にあったイメージを明かした。

毎熊克哉

 豊島監督も「台本に書いてなかったのに、毎熊さんが“Let’s make love”って言って、この人何言ってんだろうと思って採用させていただきました!(笑)」と振り返ると、「始める前に何か一言、言おうと思って、迷いに迷ったあげく、”愛し合おうぜ“っていう…。」と意外なエピソードを話し、会場を沸かせた。

 池谷も「よくよく考えると、毎熊さんにはお姉さんたちがいたじゃないですか。私にも子どもたちがいてもよかったんじゃないかなって。ひとりで闇落ちして寂しかったです。(笑)」と振り返ると、毎熊からすかさず「でも、なかなか近寄り難かったよ」というツッコミが。豊島監督も「あのシーンはのぶえさん運動神経いいんだな。サッカーやってたの? って思いました。(笑)」と座敷童子の闇落ちシーンを振り返った。

池谷のぶえ

 作品の大きなポイントとなるオリジナルキャラクターのAITOが、澪の運命の恋人かと思いきや、現代に生まれた新しい妖怪だった、という設定について豊島監督は「童子にしても、座敷童子にしても、水木しげるさんの漫画だとか、古来の絵だったり参照すべきものがあるんですが、AITOは僕らが勝手に考えた妖怪なので、参照すべきものがなくて、ゼロからつくらなければならなかったんですね。元々、思考だけの存在だったものが、澪ちゃんに会うために肉体を持って、この世に現れたという裏の設定がありまして。なので、体を持て余しているんですよね。怒ると震えちゃったり、バグが起きると震えちゃったりと、体を持て余してるというのを(望月に)演じていただきましたね」と明らかにした。

 その姿を見ていた小芝は「人間になりたてというところで、どこまで人間らしくてよいのか、澪ちゃんに向ける感情もどこまで人間っぽくしたら良いのか、バランスが見ていて難しそうでした」と振り返った。

 本編を見て初めて気づかされる“そうだったのか!”という展開が話題である本作。驚いたこと聞かれると、毎熊は「衝撃というよりも、絶対続ける気があるな! って思いました。澪の最後とか、まさか! ってそっちのまさかですね(笑)」と話す。池谷は「アマビエさんと河童さんが最後、仲良くしているところで、“あ! こんなに仲よかったんだ!”って、2人が仲良かったのを知らなかったので、妖怪さんたちの関係性とか可愛いって思って泣きそうになりました」と、豊島監督は「音をつける作業の時に、効果音の方がつけてくださる音に驚きがあって、カッパとアマビエが甲羅を叩く音が“ポンッポンッポン”と筒みたいな音で、驚きがありました」とそれぞれ話す。

 小芝も「私も(毎熊さんと)一緒で、続き作る気満々なんだ、と思って(笑)。皆さんのお声次第で続きができると思うんで…」と小芝が話すと、会場からは続編を待望するようなあたたかな拍手が起こった。

 ここで、観客からの質問に答えるコーナーに。「一番好きなセリフや忘れられないセリフを教えてほしい」という質問に、小芝は「お岩さんの闇落ちする前の、“よくも澪をたぶらかしたな!”というのが好きで、お岩さんが闇堕ちするほどの憎しみがつのったのは、自分ではなくて澪を騙したことに対するものだったので、あの台詞にお岩さんの澪に対する愛情がすごい詰め込まれているなと思って、大好きなセリフです」と、満面の笑顔で話す。

 池谷は「澪ちゃんが妖怪たちのこと“妖怪さん”と呼ぶのがすごい可愛くて、澪ちゃんの声で、あのニュアンスがすごく好きで、(妖怪を)リスペクトしてくれるんだなと思って、すごく好きです」と、毎熊は「好きっていうのとは違うかもしれませんが、シーズン1の時から自分が言っているセリフで“妖怪の風上にもおけない”っていうセリフがあって。そのセリフの反対ってなんだろうなって、酒呑童子がいいと思っている妖怪の姿ってなんだろうなって思っています」と話す。

 そこから酒呑童子が愛でている赤ちゃんの話になると「あれは“ちいちゃん”です。ちいちゃんはどっかから拾われてきた行き場所のない子供を見つけて、一緒に暮らしてるっていう設定です。勝手に動いているんですよね。シーズン1の時は美術さんが面白がって、移動してくれていて、そこからんどん乗っかっていきました。僕の設定ですね」と、名前とこだわりの設定が明かされる。

 「公式TikTokのいたずらチャレンジのこだわりポイントを教えてほしい」という質問もあがると、小芝が「間違えたらテレパシーするっていう決め事があったんで、大倉さんが絶対テレパシーになってましたね(笑)」と明かす。毎熊がTikTok撮影を振り返り、「僕は小芝風花より可愛く写ろうとしてました」と話すと、すかさず「そんなこと言ったら、私もそうです」と乗っかる池谷に会場からは拍手が起こった。

 毎熊のメイクの動画の話になると「メイクも大変は大変なんですけど、すっごくこだわりがあって、大変だけど、すごく嬉しいじゃないですか。なかなか貴重な経験でしたね。」と振り返る毎熊。メイクを直近で見ていた小芝も「やりたいなって思ったので、インスタにあげています! それこそ、のぶえさんの落武者を使って、餓鬼の格好させていただいています。お母さんにも本気で心配されました(笑)」と衝撃の写真の舞台裏を明かすと、「初めて見た時に、この子はすごいなって思いました。」と池谷も振り返る。

 最後に小芝が「さっきから何回も言っているのですが、よかったらお友達やご家族、お知り合いの方に是非薦めてください。また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。本当にありがとうございました!」と観客に挨拶をし、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

作品情報

『映画 妖怪シェアハウス―白馬の王子様じゃないん怪―』

出演:小芝風花 松本まりか 毎熊克哉 豊田裕大 池谷のぶえ 
佐津川愛美 長井短 井頭愛海 尾碕真花 小久保寿人 片桐仁 安井順平 
望月歩 池田成志 大倉孝二
監督:豊島圭介 脚本:西荻弓絵 音楽:井筒昭雄 主題歌:ayaho「アミ feat. 和ぬか」

映画公式サイト :https://youkai-movie2022.jp/
ドラマ公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/youkai_kaettekita/
公式twitter:@youkaihouse5
(C)2022 映画「妖怪シェアハウス」製作委員会

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