[写真]セカオワ“ドラゲナイ”旋風がカラオケにも<2>

初のカラオケ1位になったSEKAI NO OWARI「Dragon Night」

 セカオワの“ドラゲナイ”が社会的なブームになろうとしている。オリコンが発表した最新の2月9日付オリコン週間カラオケランキングで、SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」(CD発売=昨年10月15日)がランクイン10週目にして初の首位を獲得した。

 今年に入り、17位→7位→7位→4位と上昇を続け、ランクイン10週目で初の首位。昨年5月12日付以来39週連続で1位を続けていた、映画『アナと雪の女王』劇中歌の松たか子「レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)」(CD発売=昨年5月3日)を抑えた。

 SEKAI NO OWARIにとってもその他の楽曲を含めてカラオケでの首位獲得はなく、今回がデビュー以来初となった。

 現在、ネットを中心に同曲のサビをもじった“ドラゲナイ”というフレーズが流行。1月26日にはボーカルのFukaseが「アルバムが発売から2週間で32万枚を突破したとスタッフに言われた!!嬉しい!ドラゲナイ!!(使い方がわからない)」とツイートし、話題となった。

シングルは13万枚売上、配信も好調

[写真]セカオワ“ドラゲナイ”旋風がカラオケにも

2月9日付オリコン週間カラオケランキングのトップ5。ドラゲナイがレリゴーを抜く

 同シングルは昨年10月27日付オリコン週間シングルランキングで4位を獲得し、累計売上は13万1000枚を記録。また、同曲を収録したアルバム『Tree』(1月14日発売)は1月26日付オリコン週間アルバムランキングで初登場首位を獲得し、累計売上は35万8000枚のヒットとなっている。

 また、配信大手のレコチョクが2日発表した1月度の月間最優秀賞でも「Dragon Night」が「ダウンロード(シングル)」部門で1位を獲得している。

 同曲は2014年10月22日に配信が開始され、直後にデイリーランキング1位を獲得。その後も音楽番組をはじめとしたメディアへの登場とともにランキングが上昇、11月24日からトップ10内をキープ。

 さらにレコード大賞や紅白歌合戦など大型音楽番組へ出演により更に注目度が増し、1月6日には再び1位に返り咲いた。1月のデイリーランキングでは14回も1位を記録している。

 最近ではSNH48兼SKE48の宮澤佐江(24)が、“ドラゲナイ”を歌うFukaseの歌唱姿を真似した写真をツイッターで投稿して話題を集めた。CDセールスや配信、カラオケなどにみる楽曲の評価に加えた、流行語化しているとも言える“ドラゲナイ”現象。若い世代を中心にブームになりつつある。

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