新田真剣佑演じる復讐者スカー(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会

 Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演する映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』のワンシーンが27日、映像解禁された。新田真剣佑演じる「スカー」の回想シーンで、山田裕貴の怪演が見どころ。続編となる映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日に公開される。

 【動画】イシュヴァール殲滅戦の回想

 2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された大ベストセラー漫画『鋼の錬金術師』。連載開始20周年新プロジェクトとして発表された実写二部作では、主人公エドとアル、兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することにこだわった。国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決を描く『復讐者スカー』、国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく『最後の錬成』。物語の壮大なラストを描く二作となっている。

 主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ切る。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。

 幼い頃に亡くした母親を蘇らせようと行った錬金術の禁忌とされる人体錬成により、失われた身体を取り戻そうとする兄弟が最後に出した答えとは。原作を愛するキャスト・スタッフ陣が、『鋼の錬金術師』という唯一無二の作品世界を圧倒的スケールで描き切る、堂々の“完結編”。

 そして今回の二部作では入場者特典として、原作者・荒川弘氏による描き下ろしのスペシャルイラストカードが配布されることも発表されており、原作と実写映画のコラボレーションによって、エドとアル、兄弟の旅の結末を盛り上げる一大プロジェクトとなっている。

 今回解禁されたのは、かつて国家錬金術師が“人間兵器”として駆り出され多くの市民が犠牲となったイシュヴァール殲滅戦の回想シーン映像。将校がイシュヴァ―ル人の子どもを誤射し殺してしまった事件をきっかけに起こったイシュヴァ―ル内乱を終わらせるために、キング・ブラッドレイ大総統(舘ひろし)からイシュヴァール人を一人残らず殺害するという非人道的な命令が下されたこの戦いは、『復讐者スカー』のカギを握る傷の男“スカー”(新田真剣佑)に「国家錬金術師を抹殺する」という強い復讐心が生まれた元凶となっている。

 本映像では、イシュヴァール人を狙う国家錬金術師たちが迫り、爆撃によって崩壊する家屋の合間を縫って兄を探して必死に走り回るスカーの姿が。無事に兄(大貫勇輔)と合流したスカーは、兄から錬金術に関する研究書を渡され、生き残る確率の高いスカーにそれを持って逃げて欲しいと告げられる。そんな中、怪しい男がスカーと兄たちの前に。

 「紅蓮」の二つ名を持つ国家錬金術師・キンブリー(山田裕貴)が、錬金術によって爆発を起こし、原作でもお馴染みの台詞「いい音だ!」と自身の起こした爆発に興奮して歓喜の雄たけびを上げる。キンブリーの攻撃からスカーを守ろうとした兄が命を失い、悲しき復讐者が生み出されてしまう運命的なシーンとなっている。

 原作でもこのイシュヴァール殲滅戦は凄惨な出来事として描かれており、焔の錬金術師である、ロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)、リザ・ホークアイ(蓮佛美沙子)、“剛腕の錬金術師”アレックス・ルイ・アームストロング(山本耕司)、マース・ヒューズ(佐藤隆太)ら、アメストリス軍のメンバーにとっても、清算すべき過去として心に刻まれるものとなっており、マスタング役のディーンも「イシュヴァールの戦いのシークエンスが加わることで、物語に深みと奥行きが生まれますよね。マスタングにとっては、あの戦いがターニングポイントであり、出発点であるので、非常に演じごたえがありました」とコメントを寄せている。

 爆発を愛する爆弾狂であるゾルフ・J・キンブリーを見事に演じきった山田は、2021年だけでも、『東京リベンジャーズ』で髪を剃り上げ、暴走族の副総長・ドラケンを好演し、『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系)では生真面目で努力家の後輩刑事を演じ、また年末には『志村けんとドリフの大爆笑物語』で主人公・志村けん役を見事に演じ切った実力派の俳優だ。

 山田は「原作が好きで、アニメも見てキンブリーという役を演じてみたいと思っていたところに、オファーを頂けたので嬉しかったですしありがたかったです」と、喜びを明かしており、狂気に満ちたキンブリーという役は高い演技力を持つ山田にぴったりな役であり、運命的な役であったと感じさせる。

 一方、キンブリーによって兄を殺され復讐を誓うこととなるスカーを演じた新田は「スカーは内に秘めているものがすごく深いキャラクター」と自身の演じた役についてコメントしており、過去のシーンやスカーにとって辛いシーンは難しかったと振り返っている。
 本映像では、緊迫感に満ちた中、スカーにとって辛く、決して忘れることが出来ない出来事となったシーンが収められており、新田はスカーが負った傷を体現。スカーの過去を知った観客は、悪であると分かっていてもスカーの悲しみに共感しどこか魅力を感じてしまうに違いない。

 エドとアルの前に現れた、国家錬金術師に恨みを抱え、抹殺を誓う、最強の復讐者”スカー”だが、圧倒的な強さを持つ、スカーとの対決を乗り越え、兄弟二人は元の身体を取り戻せるのか。国家の根幹を揺るがす衝撃の真実とは一体。ついにシリーズのフィナーレを飾るハガレン完結編が幕を開ける。

 27日から『復讐者スカー』入場者特典は第二弾の配布が開始。原作のキャラクターたちが映画の撮影に臨む様子を収めた、原作者・荒川弘氏の描き下ろしスペシャルイラストカード。27日~29日の三日間、それぞれ先着限定で配布。

 28日、京都で『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開記念舞台挨拶&全国同時生中継。ライブビューイングが開催される。主演の山田涼介が登壇予定。さらに同日大阪で、29日に『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開御礼舞台挨拶に加え、『最後の錬成』舞台挨拶付き最速先行上映も開催。詳しくは映画公式サイトで。

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