レースする野村周平

 野村周平、吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大、土屋圭市、山中智瑛、下山天監督が22日、都内で行われた映画『ALIVEHOON アライブフーン』(6月10日公開)完成報告イベントに登壇した。

 日本が生んだドリフトレースを舞台に、eスポーツ日本一のレーサーが、リアルドリフトの頂点を目指すというオリジナルストーリー。世界トップレーサーたちの実走出演でCGゼロの大迫力のリアルドリフトを描いた。

 主人公の大羽紘一を演じた野村周平。「全てのシーンが良いですが、ドリフトシーンは迫力満点」と絶賛。野村のレースカー実走はプロドライバーの中村直樹氏が担当。実際に中村氏が運転する助手席で疑似のハンドルを握って撮影に臨んだ。「芝居というよりも本気で運転しているようだった」とし「本物のGや匂い、スポーツを感じてお芝居ができた」と振り返った。

 野村だけでなく、吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大も同様の手法で臨んだ。リアリティをとことん追求した本作に野村は「日本の文化であるドリフトを日本の映画業界で作ることができて誇り。その映画の主演を張らせて頂いたことに光栄です」と喜んだ。

野村周平

 そんな野村。この日は、レーシングゲームで、土屋圭市氏とeスポーツ選手の山中智瑛氏と対戦した。土屋氏は映画『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』でもテクニカル・アドバイザーを務めたドリフトキング。その土屋氏を相手にリードを保っていた野村だが最後はコースアウトして負け。しかし土屋氏の好意で山中氏を対戦することに。

 山中氏はエンジンの回転数5000以上は上げられないハンデを受けての対戦となったが、プレッシャーからか、野村は再びコースアウト。途中、山中氏がハザードランプをたいて野村のコース復帰を待つ場面も。だが5000回転というしばりでは太刀打ちできず、最後は野村が勝利を収めたものの「素直に喜べない」と笑いながら顔を手で覆う野村だった。

 この戦いを横で見ていた青柳は「僕もやりたかった」と目を輝かせていた。

下山天監督、山中智瑛氏、福山翔大、陣内孝則、野村周平、吉川愛、青柳翔、土屋圭市氏

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