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シンガーソングライターのmajiko(マジコ)が4月13日、2022年初の配信シングル「劫火のエトワール」をリリース。これまでにシングル1枚、EP2枚、アルバム 2 枚、ミニアルバム 2 枚を発表。2018年7月にはドラマ『限界団地』主題歌「ひび割れた世界」、2019年6月にはNetflixアニメ『7SEEDS』のEDテーマ「WISH」を担当し、3年5カ月ぶりのニュー アルバム『寂しい人が一番偉いんだ』をリリース。10月には中国3都市(上海、 北京、広州)、12月には台北で初の海外ワンマンライブを開催。そんなmajikoがリリースした新曲「劫火のエトワール」は、PlayStation(R)4・Nintendo Switch(TM)のトレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ』の主題歌となっている。7月2日に恵比寿ガーデンホールでワンマンライブ『愛わかる-medewakaru-』を行うことも決定しているmajikoにメールインタビューを実施。「劫火のエトワール」の制作背景や、今考えていることなど回答してもらった。【取材=村上順一】
綺麗な世界観と、鋭利な部分の両立をこだわった
――デビューからここまで、ご自身の変化はどのように感じていますか。意識を大きく変えた転換期となった出来事など教えてください。
いろいろありますが、最近だとコロナが様々な心境の変化を生みました。生活の新しいあり方だったり、ライブや音楽のあり方だったり。いままで以上に家に長くいる分、考える時間も増えました。沈みこんでしまう時もあれば、今だからできるスキルアップに目を向けることもしたりしています。一番は曲を作っている時、歌っている時が全てから解放されることに改めて気づけたことですね。
――「劫火のエトワール」はmajikoさんの新しい世界観が見られる楽曲となっていますが、どのようなコンセプトで作られたのでしょうか。
最初は、人のために書いた曲だったのですが、今回のお話をいただき、作品の世界観を取り入れた楽曲になりました。作品がバトルものだったので、頭の中で格好よく戦っている映像を流しながら作りました。
――ご自身の中で特にこだわったポイントは?
綺麗な世界観と、鋭利な部分の両立にこだわってみました。とくに苦労はしてなくて、テンションが上がった状態で最後まで作れました。
――「劫火のエトワール」ミュージックビデオの見どころ、気に入っているシーンなどあればお聞かせください。
なんといっても、動きのある初のアニメMVだったので、わたしの曲でアニメのキャラが動いている、ということだけで感動しました。アニメMVと絶対相性がいいだろうなとは思っていたので、予想を遥かに超えて作っていただいて、感謝しかありません、ありがとうございます。
――「劫火のエトワール」は『バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ』というゲームの主題歌になっていますが、majikoさんはゲームはお好きですか。
ゲームはとても好きです。ジャンルは様々なものに興味がありますが、10代の頃からいまだにやっているのはSIMSという、キャラクターを作って生活や恋愛をさせるという人生シミュレーションゲームが好きです。
――ジャケット写真は特に目が印象的ですが、どんなことをイメージして制作されたのでしょうか。
ジャケットは、アニメモチーフで尚且つ線画で、おしゃれなものにしたいと思い、ラビットマシーンさんからいくつか候補の絵をいただいて、その中から直感的に目を引くものを選びました。この場面は、行動を起こす時の重要な場面の一部で、今思うと、自分の意識に似た何かを感じたからこの絵を選んだのかな、と思っています。
――majikoさんが音楽活動を続けていくモチベーション、原動力になっているものはありますか。
その時々によって違うのですが、その中でも、期待されること、褒められることが一番モチベーションになっていると思います。
――いま、majikoさんが追求されていることはどんなことでしょうか。
筋トレだと思います。どうしても筋肉痛を追い求めてしまいます。
――最後にワンマンライブ「愛わかる-medewakaru-」ではどのような姿を皆さんに見せたいと考えていますか。
1年半ぶりのワンマンということで、1年半ぶりの歌、新旧曲、必死な私をみんなで楽しめたらいいなと思っていますが、私もみんなと同じくらい、或いはそれ以上にみんなのことを見たいと考えています。「私たち、よくやってるよね」って、一旦いろんなことをリセット、リスタートできるような、タイトル通り、そんな気持ちを愛で、わかり合えるようなライブにしたいなと思います。
(おわり)
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