高梨臨らキャスト

 DREAMS COME TRUEの楽曲からオリジナルストーリーで映像化するスターチャンネルのドラマプロジェクトのうちの一作、『マスカラまつげ』で高梨臨が主演、結木滉星が共演することがわかった。

 ドラマ化されるのは「何度でも」、「マスカラまつげ」、「空を読む」、「TRUE, BABYTRUE.」の4曲と、このドラマ企画の為に書き下ろされた「新曲」の計5曲。うち「マスカラまつげ」は高梨臨が主演し、結木滉星、安野澄、石川恋、金子昇が出演する。

 「マスカラまつげ」は、高校生の時に味わった失恋の経験から、「私は主人公になれない」と恋愛に自信をもてない咲良の恋心と葛藤をえがきながらも、好きな人の一番になりたい、誰にも譲りたくないと、恋愛をすれば誰しも感じたことがあるような、沢山の感情を受け止め、一人の女性として、一人の人間として前を向いて歩きだす物語。

 主人公でドレス専門店・アトリエブランのドレスコーディネーターの水野咲良を演じるのは、第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ出品された映画の『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12)で出演を務め、そして今年、リリー・フランキー、錦戸亮出演の日英合作映画『Cottontail』への出演が決まっている高梨臨。

 高梨は「中学時代毎日聞いていたからこそなのか、身近なアーティストさんと勝手に自分で思っていたので、オファーを頂いた時、素直に嬉しかったです」と語り、「私が演じさせてもらっている咲良という子は、本当にずっと自分に自信がなくて、でも一生懸命に仕事も頑張って、みんなのためを思って友達付き合いとかしてきた女性。彼女の様にそういう気持ちを持ってる人ってすごく沢山いると思うので、見てくださっている方の背中を押せれるような感じになっていればいいなと思っています」とコメントを寄せた。

 咲良の想い人で、プロミュージシャンを目指す中村亮輔役を、「SUPER RICH」(21/CX)、「エロい彼氏が私を魅わす」(21/FOD)などに出演する結木滉星が演じる。

 演出を担うのは、資生堂 TSUBAKI「春・新 TSUBAKI/赤」、サントリー伊右衛門「京都の歴史」などのCM演出を担当し、フジサンケイグループ広告大賞 2006 MediaMIX 部門でグランプリ、ADFEST2007 360°LOTUS“Gold” Napster Japan Open Your Ears Campaign、電通賞 2011 テレビ広告公共部門 “最優秀賞”など受賞歴多数の小野田玄がドラマ初演出。

 更に岡田惠和が脚本監修、「夢中さ、きみに。」(21/TBS)、「早朝始発の殺風景」(22/WOWOW)を担当した濱田真和と共に脚本を担う。

高梨臨(水野咲良役)コメント

 通っていた中学校が、なぜか毎日必ず給食の時間にドリカムさんのアルバムの曲が流れるという学校で、本当に中学時代を思い出すといいますか、中学時代毎日聞いていたからこそなのか、身近なアーティストさんと勝手に自分で思っていたので、オファーを頂いた時、素直に嬉しかったです。最初はドリカムさんの曲をドラマにするということで、すごくワクワクしながら(台本を)読ませていただきました。自分が想像していた「マスカラまつげ」のストーリーとはまた全然違って、すごくリアルな女性像が描かれているというか、日常ってうまくいかないことが多いけど、その中でも頑張っていく女性の姿みたいな、メイクすることでパワーアップすることとか、そういった所も大切に描かれていて、すごく親近感が沸きました。私が演じさせてもらった咲良という子は、本当にずっと自分に自信がなくて、でも一生懸命に仕事も頑張って、みんなのためを思って友達付き合いとかしてきた女性。彼女の様にそういう気持ちを持ってる人ってすごく沢山いると思うので、見てくださっている方の背中を押せれるような感じになっていればいいなと思っています。

結木滉星(中村亮輔役):コメント

 今までギターを触ったことさえなかったので夢がアーティストという役は、役を通して新たなことに挑戦できるっていう喜びと、同時に多少不安はありました。台本を読んだ際に、女性がしっかりメイクをして前向きにっていう部分がとても、歌詩とリンクしているなと印象的に思いました。また、監督が普段CMを撮られている方で、画がすごく綺麗だということを聞いていたので、撮影が楽しみだったことと、現場では、即興性のある撮影をしていくタイプの方だったのですごく楽しい現場でした。

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