リリー・フランキー、木村多江、高梨臨が1日、都内で行われた日英合作映画『コットンテール』初日舞台挨拶に登壇した。

 東京とイングランド北西部に広がる湖水地方・ウィンダミアを舞台に、家族の愛と再生を紡ぎ上げたロードムービー仕立てのヒューマン・ドラマ。

 慧(錦戸亮)の妻・さつきを演じた高梨臨。この日は背中が開いたノースリーブの真紅のフレアワンピースドレス姿で登壇した。

 イラン映画の巨匠アッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』への出演経験がある高梨は、イギリスの現地スタッフにも人気だったようで、リリーは「モテてましたよ。それ(ライク・サムワン・イン・ラブ)を観て映画を志したスタッフもいるので、『うわ本物だ』って」とし、更にリリーは「大量にお酒を召し上がりますから、休みの日も一緒にイギリスでお酒を飲んでたんです。めちゃくちゃ飲むんですよ」と高梨の様子を明かすと、高梨は「毎日のようにご一緒させて頂きました」と笑んだ。

 そんなリリーとは本作が初共演。「リリーさんはフラットな方で、ご飯やお酒にも行こうとなったり、友達みたいな感覚で話してくれる方で、でもお芝居になるとスイッチが変わるわけではないけど兼三郎が急に出てきて、すごく不思議でした」と称えた。



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