久保あおい自身、アーティストとして何を伝えるべきか長い時間をかけて考えてきた結果、自らの忘れたい過去を乗り越えるため、これまで曲にしてこなかった自らの“過去“をテーマとして楽曲をリリースしていくと発表し、まず第一弾として初めて自ら作曲・作詞をした楽曲「独り言」が25日リリースされた。

 楽曲は「弱い嘘ばかりの自分で」とアカペラで始まり、全体を通して久保あおいの繊細で透き通った声が印象的な楽曲となっている。曲にちりばめられている「ラララ」のフレーズやサビの「生きる意味を知りたくて」のフレーズは一度聞いた後には無意識に口ずさんでしまうメロディーとなっている。

 そして3月23日に蜷川実花撮影による写真によるビジュアル解禁後、初となる本人出演Music Videoも公開となった。雨の中ずぶ濡れになりながらも、エモーショナルに楽曲を歌い上げる久保あおいの姿が曲とシンクロし、特に最後のクライマックスシーンは胸にこみ上げてくる何かを抱かせる映像となっている。

 「独り言」は自ら作曲したメロディーから感じた自身の過去を文章に綴り、その文章を元に作詞、編曲された楽曲である。また、Music Videoも文章が元となって構成され、実際に文章に出てくる河川敷もMusic Videoで見ることができる。

 文章の冒頭に綴られている、下記の文章がメインテーマとなっており、メッセージや情景が楽曲の細かい音や歌詞、そしてMusic Videoともリンクして展開されている。

愛でも愛情でもお金でもない何かが足りない
生きてる意味?自分の自信?
丁度いい言葉というか表現というか
足りない何かをずっと探してる。

久保あおい コメント

「独り言」は自分自身と向き合って、初めて自分の過去をテーマに制作した楽曲です。
ポジティブに前へ進むというよりは、普段心の中で思っていることを、独り言として自分に言い聞かせるような歌詞になっています。
不安だったり、心が辛くなったりした時に自分は一人じゃないんだって、感じてくれたら嬉しいです。

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