山梨県南アルプス市出身のシンガー花耶(かや)が26日、デビューシングル「白馬の王子と薔薇色の私」をリリースし、メジャーデビューを果たした。

 2019年に放送された、テレビ朝日『音楽チャンプ~歌うま日本一決定戦~』で日本一に輝き、その後、テレビ東京『THEカラオケ★バトル』での歌唱に大きな反響が寄せられたことでメジャーデビューというチャンスをつかんだ彼女は、「あまり実感はなかったのですが、昨夜解禁されたミュージックビデオやサブスクで、自分の名前や曲を見つけデビューしたのだと実感しています」と、今年成人式を迎えたばかりの二十歳は初々しくコメント。自身初となるミュージックビデオに関しては、「撮影は地元の山梨で行いました。子供の頃家族で行った伊奈ヶ湖(いながこ)など、私の地元の空気を感じて頂ければと思います」と、見どころを語った。

「白馬の王子と薔薇色の私」ジャケ写

 現在、音楽の専門学校に通い今春には卒業を迎えるが、「この2年間の学校生活を振り返ると、もっと勉強したかった、もっと学びたかったというのが正直な気持ちです。(コロナ禍で)入学式は行えませんでしたし、授業に関してもリモートが増え決して満足なものではなかったかもしれませんが、なんとかみんなで卒業式ができることを願っています」と、コロナ禍での学生生活を振り返った。

 デビュー日となったこの日、これからの目標に関しては「日々の生活や暮らしの中で、私の歌が少しでも皆さんに寄り添い元気を与えていける存在になれたらと思います」と意欲を語り、「これから多くの方々に私の歌を届けていきたいと思いますので、応援のほど宜しくお願いします」と、ファンへメッセージを送った。

 1月26日に発売されたデビューシングル「白馬の王子と薔薇色の私」は、彼女の歌声に“ホーリーボイス”と名付けた一青窈が作詞を手掛け、マシコタツロウ、都志見隆という豪華作家陣が楽曲を提供。さらには、稀代の音楽プロデューサーである武部聡志がサウンドプロデュースを担当している。

 彼女のデビュー曲「白馬の王子と薔薇色の私」は、全国のラジオ局でパワープレイを獲得するなどすでに話題となっており、1月28日放送の日本テレビ系「バズリズム02」に出演し、“ホーリーボイス”とも称されるその歌声を披露する。

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