JUJUを支えた姉の存在、NY単身で渡った理由 真実を語る
12日放送の「ぴったんこカン★カン」で姉の存在を語るJUJU
歌手活動10周年のJUJUが、12日放送のTBS系『ぴったんこカン★カン』に出演することがわかった。様々な困難を乗り越える大きな支えとなった姉との絆、その姉妹の真実を語る。また、18歳の時に単身で米ニューヨークを渡ったその理由も明かされる。
この姉妹の強い絆の裏には、姉へのコンプレックス、姉妹の2年に渡る断絶など、波乱万丈な2人の物語があった。姉とは、JUJUの2つ上で、幼い頃から何でも良くできる美由紀さん。
おかげでJUJUは「良くできる美由紀の妹」というレッテルが幼い頃から付きまとっていた。姉は勉強もできれば習い事もできて、何をやらせてもパーフェクトにこなす子供。さらに、性格的に何一つ文句も言わず、どんなことも要領良くこなせてしまう、まさにスーパーガール。
そんなスーパーガールの姉に、両親や親戚からの期待が全て注がれていたのは言うまでもない。幼いJUJUは、常に劣等感から逃れられない苦悩の日々を送ることとなる。
しかし、そんな姉よりも唯一自分に大人たちの目が向けられた瞬間、それは親戚の集まりで初めて「マイクを握って歌を唄った時」であった。その時ばかりは、大人たちが褒めてくれた。
“歌だったら、唯一姉に勝てるかも”
“とにかく、この比べられる日々から抜け出したい”
今のシンガーJUJUを創り上げたきっかけは、小さい頃の姉へのコンプレックスがあった。
そしてJUJUは、姉と比べられる日々だけでなく、学校の規則や杓子定規な仕組みの中にいるのも苦痛で、とにかく好きなものがたくさん集まっていたN.Y.へ単身渡米を決意する。
N.Y.へ旅立つ日も、姉とは喧嘩の真っ只中で、ろくに「行ってきます」も言えず日本を離れてしまった。絶縁状態のなか2年ほど経ち、姉がJUJUの夢をみて居てもたってもいられなくなり、姉からJUJUへ電話したことが、自然と二人の関係が回復。
JUJUがメジャーデビュー後、全く売れずに苦悩する日々を送っていた時も、なにげない話を聞いてくれる姉の存在が、とにかく本当に支えになっていたとJUJUは当時を振り返る。
ブレイクのきっかけとなった「奇跡を望むなら...」がヒットの兆しを見せた時に心から喜んでくれたのも姉であった。そして数々のヒットに恵まれ、10周年を迎えるまでに押しも押されもせぬ確固たる女性シンガーとしての地位を築いたJUJU。
そのようなJUJUと姉・美由紀さんとの姉妹共演が明かされる。
JUJUが姉のリクエストでリリースされたばかりのカバーアルバム『Request II』から「糸」を歌唱。「糸」の最後に出てくる歌詞の、“縦の糸”と“横の糸”がJUJUと姉との関係に聴こえてくる。
互いの傷をかばい合い、逢うべくして姉妹となった二人。JUJUを支える姉妹の強い絆、深い姉妹愛はこれから10年、20年、いや永遠に続いていくと確信できるJUJUの渾身の歌唱。
番組内でどんな姉妹トークが繰り広げられるのか。