『アニー』に9歳の山崎杏さんと10歳の山本花帆さん「信じられない気持ち」
来年生誕100周年
来年生誕100周年を迎える『アニー』の記念すべき公演となる、丸美屋食品ミュージカル『アニー』(2022年4月23日~5月9日、新国立劇場・中劇場)の合格者が14日、発表され、主人公アニー役は9歳の山崎杏さん(東京)、10歳の山本花帆さん(同)に決まった。
本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画『ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)』をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞し、現在も世界各国で上演され続けている。
日本公演は、1986年、日本テレビ主催でスタートした初演以来、今までに全国で約183万人もの人たちに深い感動を与え続けている国民的ミュージカルだ。
2017年に『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』『ヘアスプレー』など、ミュージカルやストレートプレイとジャンルを超えて幅広く活躍する演出家・山田和也を迎え、テンポが良く現代的な演出で好評を博し、完売が続く人気公演となっている。
そして、来年で37年目となる2022年公演はアニー生誕100周年。記念すべき公演がいよいよ始動する。
山田和也(演出)コメント
毎年たくさんの魅力的なお子さんとの出会いがあり、選出が難しいです。それぞれに輝きやチャーミングさ、アニーをやりたい!という強い想いを持っていますが、その中でも特に素敵な輝きを放っていた2人を選びました。ダンス・歌・演技のオーディションを行いますが、言葉にはできない個性や魅力がある二人だと思います。
今年は感染対策の為、2次審査までが映像審査でしたので、例年短い時間の中で、多くのお子さんそれぞれの特性などを見抜かなければいけませんが、一人一人落ち着いて審査ができたと思います。いつも合格発表時は落ち着かない気持ちの中むかえることが多いですが、今年は自信の持てるオーディションだったので、清々しい気持ちでいます。
山崎杏(チームバケツ・アニー役)コメント
今もまだ信じられない気持ちで、とてもびっくりしています。写真撮影をして少し実感が出てきました。元気で明るい、アニー生誕100周年のアニーとして今までにないアニーという作品にしたいです。将来はモデルもやってみたいし、テレビドラマにも出演できる女優さんになりたいです。(オーディション合格の決め手を聞かれて)昨日の実技審査のお昼休憩に音楽スタジオで歌の練習をした時、とてもうまく歌えたことだと思います。
山本花帆(チームモップ・アニー役)コメント
すごいびっくりしています。とても緊張していたけどうまくオーディションできたと思うので、とても嬉しくて、山田さんから発表されたときは感動して泣きました。お客さんが明日からまた頑張ろうと思えるアニーになりたいです。将来はミュージカルやテレビドラマに出られるような女優さんになりたいです。(オーディション合格の決め手を聞かれて)歌と演技には自信があったけど、ダンスが少し苦手だったので、ダンスを頑張って練習したことだと思います。

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