アニー役に決まった丸山果里菜と小野希子

 2025年4月~5月、新国立劇場・中劇場で、丸美屋食品ミュージカル『アニー』が上演される。そのアニー役と孤児役のオーディション最終合格者が27日、都内で発表され、アニー役に丸山果里菜(9)、小野希子(10)が決まった。

 本作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。

 日本公演では1986年、日本テレビが主催で上演をスタートして以来、約196万人もの人たちに心温まる深い感動を与え続け、今年に2000回公演を突破。来年は40年目を迎える。

 アニー役に決まった丸山と小野は過去にミュージカル「冒険者たち」で共演経験があり、同じ小学4年生。囲み取材では「緊張します」と語っていた2人だがしっかりと受け答えし、合格の喜びを語った。

丸山果里菜(アニー/チームバケツ)コメント

 2022年のアニーを観た際、レベルの違いに驚き、私もやってみたくて応募しました。アニーに受かると思っておらず、今回3回目のオーディションで名前を呼ばれたときは嬉しくて飛び跳ねました。アニーは素直で元気な子。私もいつも元気なので、そのままの姿を出していきたいです。

小野希子(アニー/チームモップ)コメント

 2023年に観たアニーの元気な姿に憧れ、とにかくこの舞台に出たいと思い応募しました。今回2回目のオーディションでアニー役に決まった時は嬉し涙が止まりませんでした。オーディションではダンスの時の顔を意識して頑張りました。ずる賢くてかわいいアニーになれるように頑張りたいです。

山田和也(演出家)コメント

 2025年で40年目。これまでアニーを手掛けてくださった方や出演者の皆さんが積み重ねて40年続いてきているので、責任を感じながらしっかり今まで以上のアニーを作れたらなと思っています。

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