今年4月にEMI Records / UNIVERSAL MUSICよりメジャーデビューし、9月29日にはメジャー1stアルバム「IMAGINE」をリリース。ソングライティング・アレンジに加え、ベース・ギター・鍵盤・サックス・トランペットなど数々の楽器を自ら奏でるマルチプレイヤー、河原太朗によるソロ・プロジェクト・TENDRE(テンダー)が12日、メジャー1stアルバム「IMAGINE」を引っ提げての全国ツアー『TENDRE ONE-MAN TOUR 2021』ツアーファイナル公演Zepp DiverCity Tokyoでのライブを行った。

 バンドメンバーはTENDREのライブではおなじみのAAAMYYY(Cho, Syn / Tempalay)、小西遼(Sax, Flu, Syn / CRCK/LCKS)、高木祥太(B / BREIMEN)、松浦大樹(Dr / She Her Her Hers)、松井泉(Perc)に加え、象眠舎stringsが華を添え、TENDREにとって最大規模の編成で熱いグルーヴを奏でた。

『TENDRE ONE-MAN TOUR 2021』

 ライブでは、盟友SIRUPがサプライズゲストとして登場し、「ENDLESS feat. SIRUP」を初披露、突然の共演にオーディエンスを熱狂の渦へと誘った。更に「MAXWELL」、「HELLO」では、象眠舎stringsを迎えた大編成でスケール感溢れるステージを魅せるなど、この日限りの特別な演出で魅了した。

『TENDRE ONE-MAN TOUR 2021』

 TENDREの伸びやかかつソウルフルな歌声と、バンドメンバーと織りなすダンサブルなグルーヴ、熱気あふれるオーディエンスが三位一体となった圧巻のパフォーマンスが届けられ、AL「IMAGINE」収録曲や代表曲を含む全20曲、約2時間にわたるライブが幕を閉じた。

 ツアーファイナルの余韻が冷めやらぬ中、本日(11/13)正午にAL「IMAGINE」から「ENDLESS feat. SIRUP」ミュージックビデオが公開される。今作を手掛けたのは映像作家・芳賀陽平氏、TENDRE作品は「PIECE」に続き2作目となる。

 本ミュージックビデオでも盟友SIRUPを迎え、「ENDLESS」=終わりのないもの、つまりは日々の”暮らし”をテーマに制作された。コロナ禍ですっかり世界が変わり、我々の「生活」そのものが変容したことで、街の風景もこれまでの景色とは似て非なるものとなってしまった。そんな現代に準えて、スタジオという箱庭的空間の中に「生活」に紐づいたモチーフ、シチュエーションの数々を携え、撮影された。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)