Original Love、クリスタル ケイらが紅葉をバッグに圧巻のパフォーマンス披露
Original Love(アコースティック・トリオ)
山梨県北杜市の自然を舞台に展開中のアートの祭典「HOKUTO ART PROGRAM ed.1」にて、クリスタル ケイ、Original Love(アコースティック・トリオ)、TENDRE 他、豪華アーティストがパフォーマンスを披露するミュージックプログラムを「女神の森セントラルガーデン」で11月20日(土)、21日(日)の2日間で開催した。
ミュージックプログラムはコロナ感染症対策を徹底した上で、雄大な自然にやさしくとけこむ「女神の森セントラルガーデ ン」のガラス張りのホールにて実施。会場は満席の中ガラス越しに映る紅葉をバックに、森と一体感のあるゆったりとした雰 囲気を感じながらアーティストのライブパフォーマンスに酔いしれる時間となった。
ライブパフォーマンスをしたのは日本を代表するR&Bアーティストの「クリスタル ケイ」、日本のグッドミュージック・スタンダ ードを提案・更新し続け今年デビュー30周年を迎えた「Original Love(アコースティック・トリオ)」、セッションミュージ シャン、プロデューサーとしても活躍するマルチプレイヤー河原太朗によるソロ・プロジェクト「TENDRE」、東京都在住の宅録系シンガー・ソングライター/トラックメイカー「マイカ・ルブテ」、湘南生まれ、南カリフォルニア育ちの日本人シンガーソングライター/ギタリスト「Michael Kaneko」の豪華アーティスト。さらに、「渋谷慶一郎」によるピアノソロ・スペシャルライブも披露された。
秋の小淵沢近郊の自然に包まれながらミュージックプログラムは幕を閉じた。「HOKUTO ART PROGRAM ed.1」は12月12日(日)まで開催中。
【11月20日(1日目)】
「HOKUTO ART PROGRAM ed.1」のミュージックプログラム、トップバッターを飾ったのは東京都在住の宅録系シンガー・ソングライター/トラックメイカー「マイカ・ルブテ」。CMでも使用されている「Show Me How」を披露し、透き通った歌 声と心地よい電子音のパフォーマンスに会場は高揚感に包まれた。曲間のトークでは「すごく久々に(お客さんが)目の前にいる状態で演奏していて、いまとても幸せです」と嬉しそう観客に語りかけていた。
次に登場したのはセッションミュージシャン、プロデューサーとしても活躍するマルチプレイヤー河原太朗によるソロ・プロジェクト「TENDRE」。4曲目に披露した「hanashi」では「山梨で話したい紅葉を眺めて」といったアレンジも披露。最後の曲「DRAMA」ではトランペットの音色とともにポップなリズムで観客の手拍子も加わり一体感を生み出し、会場をわかせた。
ラストを飾ったのは日本のグッドミュージック・スタンダードを提案・更新し続け今年デビュー30周年を迎えた「Original Love(アコースティック・トリオ)」。秋の夕暮れ時にライトアップされた紅葉をバックに、代表曲「接吻」を披露。会場は歌 声とアコースティックの音色に酔いしれた。曲間では「はじめまして! 山梨は初めて来ました! というのは嘘で、小学校の頃に来たことがあります(笑)」といったトークなどで来場者を楽しませ、会場には度々笑い声がもれました。終了後はアンコールの拍手が鳴り響き、再び田島貴男が登場。「夜をぶっとばせ」を披露し会場は大いに盛り上がり幕を閉じた。
■Maika Loubte(マイカ・ルブテ)セットリスト
Open Me
Zenbu Dreaming
Mist
Nobara
Show Me How/You and I
■TENDRE(テンダー)セットリスト
Night & Day
DOCUMENT
胸騒ぎ
hanashi
DRAMA
■Original Love(アコースティック・トリオ)セットリスト
グッディガール
ローラー・ブレイド・レース
99 粒の涙/接吻
朝日のあたる道
ゼロセット
bless You!
Original Love 田島貴男インタビュー
――今日の「HOKUTO ART PROGRAM ed.1」ミュージックプログラムのライブはいかがでしたか?
山梨の小淵沢にこんなにもお客さんが来ていてびっくりしましたし、ライブも盛り上がったのですごく嬉しかったです。そして、 ノリもとてもよかったので、嬉しかったです。また北杜市に来たいと思いました。
――北杜市に来てみていかがでしたでしょうか?
いいですね、いっぱい写真を撮りました。公園の中の林もちょうど紅葉していて、綺麗なのですごく気分がよかったです。子どもの頃、清里に親戚と家族とで小学校 3,4 年生の時に来たことがあって、その時の印象がありました。今日電車でき て降りてみたら、その時の印象とあまり変わらず自然がたくさんあって心地よい感じで、最近キャンプにはまっているのでキャ ンプをしたいと思いました。
――30周年を迎え、ライブも始まると思いますが、ファンに向けてメッセージをお願いします
コロナ禍で30周年も色々とあり、ずれ込んだ 30 周年となってしまいましたが、ようやくコロナ禍の状況も少しずつ変わってきたので、たまにはライブ等行っていただいて音楽を楽しんでいただければと思います。
【11月21日(2日目)】
「HOKUTO AR T PROGRAM ed.1」2日目は湘南生まれ、南カリフォルニア育ちの日本人シンガー ソングライター /ギタリスト「Michael Kaneko」からスタート。1曲目の「Circles」を披露後、「こんなに素敵なロケーションで演奏できて嬉しいです。実はこの会場は二度目で、8月のライブで訪れたのですがコロナの影響でオンライン配信でした。そのため、今回はお客さんがいて嬉しいです。」と会場に喜びを伝えた。中盤にさしかかり、「次の曲『DRIVEAWAY』は藤原さくらさんと一緒に作った新曲です。今回のメンバー編成で演奏するのは初めてなので、このロケーションにあうアレンジでやろうと思います。」とガラス越しから見える紅葉をバックにパフォーマンスを披露し、手拍子が沸き上がった。
次に登場したのは日本を代表するR&Bアーティストの「クリスタル ケイ」。「恋におちたら」の曲を皮切りに「楽しんでいきましよー!」と観客に手を振り、会場は一気に一体感に包まれた。またMCでは、「HOKUTO ART PROGRAM ed.1に呼んでくれて嬉しいです! 東京を8時に出たら意外と混んでいなくて(笑)だから、会場の近くの身曾岐神社や中村キースへリング美術館に行ってアートに刺激されたので、素敵なスタートを切ることがきました!ちょうど紅葉もしていて、なかなか外の景色が見えるステージがないので贅沢ですね!」と会場を盛り上げていた。
さらに、「クレイジーな世の中で、不安や寂しさとか色々な思いを抱えている方が世界中にたくさんいると思っています。私もライブができなくなって、何ができるんだろうと考え、その中ですごく感じたことが人と人とのつながり、コネクションがとても大切だと感じました。私は歌と音楽でみなさんと繋がり、みなさんにできるだけ前を向いてもらえるような力を与えたいです。」と熱く語りました。ラストは映画の主題歌にも起用されている新曲の「ひとりじゃないから」を披露。最後は観客もスタンディングで手拍子をする盛り上がりを見せ、名残惜しまれつつステージを後にした。
「HOKUTO ART PROGRAM ed.1」ミュージックプログラムのラストを飾ったのは「渋谷慶一郎」によるピアノソロ・スペシャルライブ。登場後スポットライトが当てられている中、ピアノの弦を弾くパフォーマンスで観客の視線を釘付けにした。しっとりとした音色や力強い音を巧みに奏で、「HOKUTO ART PROGRAM ed.1」ミュージックプログラムの幕を閉じた。
■Michael Kaneko(マイケル カネコ)セットリスト
Circles
Separate Seasons
Tides
DRIVEAWAY
These Nights
Breakdown/
■Crystal Kay(クリスタル ケイ)セットリスト
恋におちたら
Boyfriend-partII-
I LOVE...
何度でも/ひとりじゃないから
■Crystal Kayインタビュー
――本日北杜市のこの会場「女神の森セントラルガーデン」でライブをしてみていかがでしたか?
とても自然が豊かですごく素敵で、歌っているときにライブ会場なのに外が(ガラス越しに)見える、そういう会場はないの で良かったです!しかもネイチャーの中につくられている会場なので、歌っているときも自然の中に囲まれている感じでした。
――今回の「HOKUTO ART PROGRAM」の次があるとしたらどのようなところでライブをしてみたいですか?
身曾岐神社でやってみたいです。以前伺ったときに、「なんだここは!」と本当に美しくて神秘的で。ぜひチャンスがあったら身曾岐神社でパフォーマンスをやってみたいと思いました。