新TVCM『インターネットを知ってる長州力』篇

 石田ゆり子、長州力が出演する、日本スポーツ振興センター(JSC)スポーツくじ「MEGA BIG」の新TVCM『インターネットを知ってる長州力』篇が23日に全国で放映される。

 BIGのCMキャラクターである女優の石田ゆり子が売り場の店長に扮するTVCM『あの人もBIG』シリーズの最新CMでは、元プロレスラー・長州力が登場。石田店長が休日に訪れた携帯電話売り場で店員として働く長州力。MEGA BIGがネットで買えることを熱弁する長州とその熱にタジタジになる石田、そして後日訪れたBIG売り場での2人の再会シーンが見どころのCMだ。

 休日に携帯電話売り場を訪れた石田店長。並んでいる商品に目を向けていると、店員として働いている長州が、おもむろに「インターネットって知ってる?」と声をかける。石田は少し戸惑った様子で「よく使ってます…」と答えると、「インターネットってすごいよね!」と熱弁をし始める。

 そして「12億の夢も、インターネットで!」とスマートフォンの画面を高く掲げると、そこにはMEGA BIGの文字が。石田は思わず、「あ!MEGA BIG!」と指を指し、長州は少し驚いた様子で「詳しいね!」と切り返す。

 次の瞬間、BIG売り場でおなじみのエプロンに身を包んだ石田店長の姿が。石田が「はい、詳しいんです!」と一言言うと、目の前ではBIG売り場に客として来た長州が「あちゃー!」と頭を抱える。

 店で再び「12億の夢も、インターネットで!」とスマートフォンを掲げた長州に、石田はこっそり「お店でも買えますよ」と耳打ち。長州さんは再び「あちゃー!」と声を上げる内容だ。

石田ゆり子:コメント

 こんにちは、石田ゆり子です。毎回愉快なゲストが登場するこのCMですが、今回は元プロレスラーの長州力さんとご一緒させていただきました。(長州力さんと)お仕事をさせていただくこと自体が初めてで、私もとても緊張していたのですが、長州力さんはとても一生懸命にこの慣れないCMの撮影現場に真摯に取り組んでくださっていて、笑顔の絶えない撮影現場でした。

 CMで長州力さんは携帯電話の売り場の店員さんを演じていらっしゃったのですが、もう大変チャーミングで、とてもかわいらしかったです。今回はくじをネットで手軽に買えるワクワクを描いたCMとなっていて、私もネットをよく利用しているので、今度MEGA BIGもネットで購入してみようかなと思っております。

長州力:インタビュー

――撮影はどうでしたか?

 いや、もう全部苦労ですよ。どこがどう駄目なのか自分では全くわからないですね。一生懸命にやっているんですけどね。

――石田さんとの共演の感想は?

 僕、石田さんの顔を見ていないんじゃないかな。もうね、目が合わせられない。こんな短いセリフも、目が合った瞬間に全部頭から消えていっちゃうの。とてもきれいな方で、大変だったと思いますよ、僕がもう失敗ばかりでずっと立っていられるから、余計申し訳ないなと思って。そして声を掛けられると、また緊張してまた忘れちゃう(笑)

――普段からインターネットは使いますか?

 ブログとかTwitter とか、そういう部分ですかね。まだよく理解はしていないんだけど、スタッフが「あ、これでいいですよ」といい加減なこと言うから、もういい加減な使い方になっていますよね。

――お金の大切さを知ったエピソードはありますか?

 若いときはないですね。(ただ、)田舎の家には、もうちょっと今月送ってくれないかなというような催促をしてしまって申し訳ないなということはありましたね。

――若い頃にアルバイトはしていましたか?

 今からもう何十年前ぐらい前だろう。僕、日本道路公団のアルバイトをやっていたんですよ。道端に水が流れるところがあるでしょ。あそこのふたのコンクリートを2人でがっと立てて、そのあとトラックが来てバキュームでばーっと吸い取る、あれを延々とやっていくのですよ。今の時代はスポンサーとかそれなりの援助金みたいなものも出るけれど、僕たちの時代はアルバイトでそういうもの(今でいうスポンサー収入や支援金)をまかなっていくという時代です。だからって苦労したとか、そんなのはまったく関係ないですね、僕は。

――12億円が当たったら何に使いますか?

 今当たったら、半分ぐらいアフリカとか東南アジアとかそういうところの子供たちに(渡して)、そしてちょっとそういう立派なことして名前が出て、それが目的じゃないけど、そういう具合に寄付しても全然(良いですね)。これは本当に偉そうなことでもなく、(12億円あっても)そんなに使えないじゃないですか。迎えが来ても持っても行けないし。残りの半分はね、どこか小さい島を買いたいですね。無人島の小さいやつ、十分買えますよね。船買って、海のそばで魚釣りしたいですね。

――コロナが収束したら何をしたいですか?

 海のきれいなところに行きたいですね。どこかの島に行きたいです。砂浜で、握り飯でも持って。僕、一日中いられるんですよ、そういうところ。本当に(1日中島にいられることに)みんな嘘と思うけど、僕一日中いられますよ。幸せというのは、なんだろう、もう70歳にもなるのに幸せは何かといったら、僕は家族には常にそばにいてほしいという(想いはあります)。でもみんな大きくなって、みんなそれなりに出ていくから、今ちょっとテレワークで仕事の内容が変わったと言って、最近よく顔を合わせるんですよね、家に戻ってきて。(僕が)めちゃめちゃ1人で訳の分からないことをしゃべっているらしいですよ、もううざがられて(笑)そういうときが一番いいですね、僕は。

――最近ワクワクしたことはありますか?

 1~2年近く経つけど、やっぱり孫でしょ。孫はかわいいですね。そこが一番今(ワクワクすることです)。今、僕は孫や子供たちに教育されて、反対になっちゃっていますね、間違いなく。僕は無神経だとは思わないんだけど、2月とか3月でも外へ出て、普通の人より体感の温度が暑いのかな、もう水浴びますからね。そして体から蒸気をばーって(出していたら)、それを(子供たちが)見ていて、戸を開けて出たら、戸を閉めなさいとか、そんなことやったら心臓止まって死んじゃうよというぐらい(言われますね)。もうすごいですよ、ちょっとみんな想像つかないぐらいに(言われます)。

――お孫さんとのエピソードを1つ教えてください。

 (子供用の)小さいプールを作らなきゃいけないときに、娘がその(プールが入った)箱をぼんと置いてきたから、2mくらいかな、これどうやって空気入れるのかというのが(分からなくて)、入れるところはあるのだけれども、口で吹き込むのかと思って、孫も来るというから楽しみにしていて、もう頭が痛くなるほど、ふー、ふーって(笑)そしたら昼過ぎごろ娘がベランダにあるプールを見て、「これどうやって空気入れたの?」というから、「俺がこうやって吹いて入れたんだ!」と言ったら、「ばっかじゃないの」と言われて(笑)こうやってやるもの(空気入れポンプ)があるんですよね。もう1時間くらい(口で吹き込んでいて)、頭痛くなっちゃってもう孫とプールで遊べない状態で、考えられます?本当に(笑)

――最後にメッセージをお願いします。

 (CMは)なかなか自分ではうまくいかなかったと思いますけど、ぜひこのCMを見ていただければありがたいと思います。

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