丘みどり「歌いながら演じる世界を極めたい」目指す高み
INTERVIEW

丘みどり

「歌いながら演じる世界を極めたい」目指す高み


記者:村上順一

撮影:

掲載:21年07月25日

読了時間:約4分

 歌手の丘みどりが21日、2021年第二弾となるニューシングル「みどりのケセラセラ」をリリースした。等身大の目線から語られる表題曲「みどりのケセラセラ」は、作詩:森坂とも氏、作曲:岡千秋氏、編曲:伊戸のりお氏という布陣で制作された。手拍子をしたくなるような、明るめのリズム歌謡でハッピーな気持ちにさせてくれる1曲。カップリングには作詩:久保田洋司氏、作曲:谷本新氏、編曲:京田誠一氏の「楡(にれ)」を収録。ファルセット(裏声)を織りまぜ、曲の情景が浮かぶような歌声を堪能できる楽曲。MusicVoiceでは新曲に関するアンケートを実施。楽曲の注目ポイントや、歌手としての意気込みなど聞いた。【村上順一】

一緒に歌いたい!

「みどりのケセラセラ」通常盤ジャケ写

――ご妊娠おめでとうございます。ご自身の中に命が宿っていますが、いまどのようなお気持ちで毎日を過ごされていますか。

 穏やかな気持ちで過ごしています。不思議な気持ちですが、自分のためではなくお腹の子供の為に…と食事をしたりすることで少しずつ実感が湧いています。

――お子様が生まれたらどんなことを一緒にやってみたいですか。

 一緒に歌いたいです!

――「みどりのケセラセラ」というタイトルを聞いた時、どんなことを感じましたか。

 自分の名前が入った曲は初めてだったし、ケセラセラも好きな言葉だったので嬉しかったです!

――「みどりのケセラセラ」で新しい試みはありましたか。特に注目して欲しいポイントもお聞かせください。

 とにかく肩の力を抜いて歌ったところや、振り付けが素敵なので一緒に踊って欲しいです。

――この曲を歌うにあたって、どのような意識でレコーディングに臨みましたか。併せて岡千秋さんとのやりとりなどお聞かせください。

 岡先生からは<そやね そやな>の所はしっかり歌うより、隣の人に話しかけるような感じで! とアドバイスをいただきました。

――ケセラセラとは“物ごとは勝手にいいように進む”といったポジティブな意味がありますが、丘さんが自然と良い方向に向かっていった経験、エピソードはありますか。

 おもいきって行動することが大事なんじゃないかなと思います。私の場合一番思い切った行動は、2016年に東京に出てきて一からスタートしたことです。あの時先が見えなくても東京に出たからこそ、今があると思います!

オンリーワンの歌手を目指したい

――「みどりのケセラセラ」はMVは昭和を感じさせる仕上がりになっておりますが、撮影で印象的だったエピソードなどあれば教えてください。

 監督さんをはじめ、カメラマンさんやスタッフさんにも参加していただきました。撮影は深夜から朝にかけての撮影だったにも関わらずみんな終始笑顔で楽しい撮影でした!! どこを切り取っても素敵な場所で撮影させていただけたので、自然と気持ちも上がりました。

――ジャケ写やMVで着用されていた着物は深い緑色ですが、着用されてみてどのような気持ちになりましたか。特に注目して欲しい部分などありましたら教えてください。

 この曲のイメージに合うように…と一生懸命探したこだわりのお着物です! みどりの…というタイトルなので、絶対緑色!と思いセットともマッチするような少しレトロなお着物を選びました。

――カップリングの「楡」は、どのような歌になったらいいなと思いましたか。

 どこか懐かしく、ほろ苦いコーヒーの様な味わい深い曲を表現できるよう精一杯歌わせていただきました。

――「楡」では喫茶店での出来事がテーマとなっていますが、丘さんは喫茶店でのエピソード、もしくは喫茶店へのこだわりなどありますか。

 昔ながらの喫茶店は大好きです! コンサートで地方へ行った時などたまに行ったりします。喫茶店で食べる卵サンドとアイスコーヒーで静かな朝を過ごす時間は最高です!

――この曲でファルセットに挑戦したとのことですが、実際に歌ってみて難しかったところなどありましたか。

 張り上げて歌うと強いイメージになってしまうので、どうしたらもっと切なさが出るかな…と悩みました。

――これからどのような歌を届けていきたいと考えていますか。歌手としての意気込みをお願いします。

 コンサートでもセリフを入れたり時に涙が流れたり、主人公を演じるということを一生懸命しています。なので歌いながら演じる世界を極めて、オンリーワンの歌手を目指したいです。

(おわり)

コンサート情報

公演名:丘みどりリサイタル 15 周年+1 (サブタイトル未定)
日程:2021年12月13日(月)
開場/開演:16:15/17:00
会場:新宿区立新宿文化センター (〒 160 0022 東京都新宿区新宿 6 -14 -1)
チケット料金:S 席 7,500円 (全席指定・税込) A 席 6,500円(全席指定・税込)

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事