ゆずが2日、約10カ月ぶりとなる新曲『NATSUMONOGATARI』を配信リリースし、同曲のジャケット写真も公開。女優の石原さとみが、2004年発売のシングル『桜木町/シュミのハバ/夢の地図』以来、17年ぶりにゆずのアートワークに登場していることがわかった。

【動画】公開された「NATSUMONOGATARI」Visualizer

 石原は、2004年発売のゆず20枚目のシングルCD『桜木町/シュミのハバ/夢の地図』のジャケット写真に登場し、『桜木町』のミュージックビデオにも出演。今回の新曲『NATSUMONOGATARI』が『桜木町』のアフターストーリーとして描かれていることから、ゆずサイドから石原へジャケット写真出演をオファー。石原がそれを快諾し、このたび17年ぶりの出演が叶った。

『NATSUMONOGATARI』ジャケ写

 『NATSUMONOGATARI』は、2004年に発売され、ファンから根強い人気を誇る楽曲『桜木町』のアフターストーリーを描いた作品。切ないピアノの旋律を中心に構築されたソリッドなバンドサウンドと、ゆずの特徴であるアコースティックギターと二人のエモーショナルなハーモニーが融合。曲中には『桜木町』のイントロやメロディ、“手を振るよ”といった歌詞など、『桜木町』の楽曲が随所にサンプリング。過去を振り返りながらも未来を見据え前に進んでいく、横浜を舞台にした”切ない夏のラブソング”となっている。

 同楽曲は、先日開催されたばかりのオンラインライブ「YUZU ONLINE LIVE 2021YUZUTOWN / ALWAYS YUZUTOWN」の初日公演で初披露。事前にゆずの公式SNSで楽曲の一部が公開されてはいたが、ライブで曲の全容を受けたファンからは「エモすぎる」「進化したゆず」「曲の構成がオシャレ」など、これまでのパブリックイメージと異なるゆずの新曲に称賛の声があがっていた。

 楽曲リリースと同時に、フルサイズの楽曲視聴と歌詞を楽しむことができる『NATSUMONOGATARI』Visualizerもゆず公式YouTubeチャンネルにて公開。その静止画にも石原は出演しており、港の工場地帯を背に、切ない表情でフェリー上に佇んでいる様子が描かれている。さらに、併せてゆずの新アーティスト写真も公開。横浜・みなとみらいにはる複合施設・ハンマーヘッドで撮影された『NATSUMONOGATARI』の世界観とリンクしたスタイリッシュなビジュアルとなっている。

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