【写真】高視聴率スタートの信長協奏曲(2014年10月14日)

信長協奏曲の劇中音楽を手掛けるm-flo☆Taku

 小栗旬(31)主演のフジテレビ系“月9初の時代劇”『信長協奏曲』。13日の初回放送の視聴率は関東地区で15.8%を記録(ビデオリサーチ調べ)するなど幸先の良いスタートとなった。主演・織田信長役の小栗旬、帰蝶役の柴咲コウをはじめ、向井理、山田孝之、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)など、そうそうたる俳優陣が出演していることでも話題を集めている。その劇中に息を吹き込む重要な役割を果たす音楽においても豪華な布陣を敷いている。

◆関連写真=信長協奏曲キャスト

 まずは主題歌を歌うのはMr.Children。自身としては13年ぶりに“月9”主題歌として書き下ろしたのが「足音~BeStrong」だ。

 そして、テレビドラマ『LIAR GAME』でも中田ヤスタカを起用するなど、劇中音楽に強いこだわりを持つドラマサイドの要望により、今回はm-floの☆Taku Takahashiが劇伴を担当した。☆Takuにとって単独でのドラマ劇伴を全曲手掛けるのは今回が初めて。既に20曲以上を作り上げているという

 劇中を彩る音楽―。ドラマの特色である「和」を表現する尺八や、三味線、鼓等の和楽器を取り入れつつ、ロック、エレクトロ、ドラムンベース、ブロステップ等をミクスチャーしたオリジナリティ溢れる楽曲の多数が劇中で使用されており、☆Takuが作る新たな音の魅力をテレビを通して知ることができる。

 ドラマを見たファンからも「冒頭から音楽かっこよすぎる」「見る楽しみが増えました」など、劇中音楽に好意を寄せるコメントがツイッターやフェイスブックなどで上がっている。

 演出の松山博昭ディレクターも「月9初の時代劇。目指した劇伴は伝統的な日本音楽と現代音楽の融合。☆Takuさんの音楽は完璧で、美しく、映像に生命を吹き込んでくれました」と絶賛している。

 ☆Taku本人は今回担当するにあたり、以下の通りに意気込みを語っている。

 ――サントラを作るときは、常に監督がそのシーンを自信持って表現できるようにする音の手伝いだと思っています。今回のサントラプロデュースもそこにこだわりました。

 戦国時代の話なので「和」のテイストをいれようとなったんですが、そこがトゥーマッチにならないようにする塩梅が難しかったところです。

 音をはめる工程で第1話を見たのですが、とても面白くとてもクオリティが高い作品です。是非多くの人に見ていただきたいなと思います。――

 現代に生きる青年が戦国の世にタイムスリップし、織田信長として生きることとなる物語。うつけ者と揶揄された信長の破天荒な態度が、青年の現代感覚の行動とクロスするこのドラマの面白さ。それを支える劇中音楽もまた伝統音楽と現代音楽のクロスでもあり、☆Takuが織りなす音も今作の魅力の一つとなっている。

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【写真】m-flo☆Takuが信長協奏曲の劇中音楽手掛ける(2014年10月14日)
【写真】高視聴率スタートの信長協奏曲(2014年10月14日)

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