週刊誌に不倫交際が報じられた乃木坂46の松村沙友理(22)が8日夜、ラジオに生出演し「私の軽率な行動でご迷惑をおかけした事をお詫び致します」と騒動を謝罪するも男性とは友達の認識であり、男女の仲ではないと「不倫関係」を否定した。

 涙を堪え時折鼻をすする音。声を震わせ、無言状態が数秒続く場面もあった。明らかに動揺を隠せない様子の松村は「軽率な行動」という言葉を2度使い騒動を謝り後悔した。「普段なら絶対にありえない」と松村。しかし、当時は精神的に悩み落ち込んでいたところに、男性に声を掛けられ食事に行ったと告白。食事では漫画やアニメの話題が中心で、友達の認識だったと弁明した。

 不倫交際と報じた週刊文春は、抱擁して接吻しているかのような写真を収めていた。松村はこの件にも触れ「この記事に掲載されている写真を撮られた日は、私がすごく悩んでいて、飲みなれていないお酒に酔ってしまい、改めて写真をみると、なんて馬鹿なことをしたんだと、自分でも信じられません」と、ここでも精神的に悩んでいたと説明。写真そのものについては否定はしなかった。

 男女の仲ではない―。しかし相手の男性には妻子がいた。この件については「お会いするときは色々と隠して偽名も使って相手の方もあまり知らずに、向こうの方に家庭があることも知りませんでした。このような記事が出てしまい、相手のご家族の方にも不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳なく思っています」と詫びた。

 松村が述べた謝罪の内容から当時の様子を想像すると、相当精神的に参っていたのか、声を掛けられた男性に着いていき、趣味の話で盛り上がったが、呑み慣れない酒を飲んで酔ってしまい、あの写真を撮られたしまった―ことらしい。

 同グループは恋愛禁止を公言している。熱愛や恋愛であれば謹慎処分を受けていた可能性もあった。「不倫」ではなく「友達同士の一夜の過ち」だったことで最悪の事態は避けられたとも言える。

 その彼女に対してファンの反応は意外にも応援のメッセージが多い。ラジオ放送中も番組宛てに送られてきたメールを始め、番組掲示板などには「支えていく」等の声が多く寄せられていた。謝罪に“立ち会った”生駒里奈(18)も「正直『まじかよ』とびっくりした」と本音を漏らすも「初期から一緒に頑張っているメンバー。これからも一生懸命に頑張ろう」とフォローをした。

 その生駒も「これから辛い時や泣きたい時も出てくる。でも自分が起こした行動。戦っていかないといけない」とのニュアンスで言葉をかけたように、松村にはこの先信頼を取り戻すための険しい道が待っている。メンバーなどの支えを得ながら歩みを始める。

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