ドリカム公演に浅田真央ゲスト登場、中村はダチョウ肥後と「ヤー!」
ダチョウ肥後と“共演”したドリカム中村
最新アルバム『ATTACK25』がロングセールスを続けているDREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)の全国13都市32公演・30万人動員予定の全国ツアーの12公演目となる東京公演が10月4日・5日、国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で行われた。
2日目の5日にはフィギュアスケート女子の浅田真央選手(24)と、“中村正人似”でも話題のダチョウ倶楽部の肥後克広(51)がゲスト出演。中村は肥後とダチョウ倶楽部の決まりネタ「ヤー!」とポーズを決めた。
肥後の登場に吉田は本気でびっくり
まずは楽曲の「愛して笑ってうれしくて涙して」。曲の終わりには「ヤー!」という掛け声があり、メンバーの中村正人(56)は通常のライブでも、観客をあおりながら、ダチョウ倶楽部の定番ネタ「ヤー!」を行うのが定番になっている。
この日は吉田美和(49)から「だからそれじゃないってば!」と突っ込まれると、中村が「じゃあ、この人がやったらどうなの? ダチョウ倶楽部の肥後さんだー!」とステージに肥後を呼び込み、早速の「ヤー!」。会場からは驚きと喜びの歓声があがった。
ステージでは何度も中村と肥後による「ヤー!」を連発、抱き合ったりするなど楽しんでいる様子だった。
事前に聞かされていなかったのか吉田もびっくりの表情。「私、マジ知らなかったんだけど!肥後さん何してんですか…何か昔より(2人が)似てる気がするんだけど。正人がソワソワしてたと思ったらこれか!」と驚きを隠せない様子だった。
中村によると、肥後はこの日のライブに観に来てはいたが、中村自らがライブ開始5分前にステージ出演の交渉をした模様。ステージ上では肥後より「最近、正人さん最近だんだんこっち(肥後さん)に寄って来てません?」というお笑い話も飛び出した。
過去にはレギュラーラジオ番組で、肥後がゲスト出演したことはあるが、ステージ上では2人で見事な「ヤー!」を披露するのは初めて。また、肥後は去り際に「25周年おめでとうございます!」と言いつつ、ダチョウ倶楽部の別の持ちギャグ「ムッシュムラムラ」なども披露した。
真央ちゃん登場にファンも歓喜
後半の楽曲「AGAIN」が披露される前に、吉田から「いつもならこのままいく(歌う)んだけど、今日はちょっとだけ話してもいい?この曲作ってる時に、すっごいこの人の事を思い浮かべて書いてたの。今日はその人が観に来てくれてるんだ。あまりにも嬉しいので紹介してもいいですか?浅田真央~!」と叫ぶと、浅田真央さんが巨大モニターに映し出され、会場はまたしても驚きと喜びの大きな歓声が起こった。
浅田選手は、立ち上がると会釈し会場のオーディエンスに手を振った。吉田は「嵐の代々木ベイビーズ、今日は凄いよ、肥後さんから浅田真央ちゃんまで最高だよ、ありがとうね。もう、何ていうか、歌う!」と喜びの表現を歌に代えて、渾身の力を込めて浅田真選手を想って書いたと言う「AGAIN」を熱唱し、集まったファン1万2000人を魅了した。
浅田選手は過去のCM発表時に、フィギュアスケートの練習中や試合前によく聴いている曲としてドリカムの「何度でも」をあげていた。肥後から真央ちゃんまで、ドリカムならではの豪華な演出となった。