葛飾北斎の命日、少年期演じた城桧吏の冒頭シーン解禁 溢れるエネルギー
映画『HOKUSAI』
葛飾北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』(5月28日公開)。北斎の命日にあたる4月18日、少年期の北斎役を演じた、城桧吏の冒頭シーンがノーカットで解禁された。
人生に関する資料がほとんど残されていない北斎の生涯を、歴史的資料から得た事実を繋ぎ合わせて生まれたオリジナル・ストーリーで、今までほとんど語られる事のなかった青年時代の北斎も描く。
嘉永2年4月18日(1849年5月10日)は、90歳の生涯を終えるまで『冨嶽三十六景』などを含む3万点以上の作品を世に送り出した葛飾北斎の命日。そんな北斎にとって大切な日に北斎の少年期を演じた城桧吏の冒頭シーンをノーカットで解禁された。
弱冠11歳にして是枝監督に見いだされ、カンヌ映画祭で注目を集め、昨年公開され話題の映画『約束のネバーランド』へのメインキャストとして出演、さらに、今年7月には主演映画『都会のトム&ソーヤ』の公開が決定しており、俳優としての成長と飛躍を遂げ、若手注目株としての呼び声も高い城。
その城は、北斎の青年期を演じる柳楽、老年期演じる田中泯と共に、第三の北斎として同一キャラクターを演じる。
幼少期から北斎は絵を描くことが好きだったという記録も残されているが、解禁された冒頭シーンでは砂浜に木の枝で犬の絵を描く北斎の姿。砂と枝で描いたとは思えない造形と描写からは、約70年にわたる画家人生の中で動物の絵も多数残した北斎の才能が垣間見え、北斎少年の力強いエネルギーに満ちた姿が映し出されている。
町人文化が栄え、浮世絵ブームが広まる中で北斎はどのように才能を開花させていったのか?そして幕府から創作の自由を奪われ、厳しい弾圧を受けた北斎はどのように信念を貫き立ち向かうのか?
また、この日に、葛飾北斎の情報に特化したポータルサイト「HOKUSAI PORTAL」がオープンした。HOKUSAI PORTALでは圧倒的な熱量で生み出された作品の数々や北斎が歩んだ激動の人生に迫りながら、世界中が熱狂する葛飾北斎の魅力やエピソードが満載だ。
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