EXILE TETSUYAが16日、都内で行われた厚労省「健康クリエイター」委嘱状交付式に出席した。

 世界レベルでの新型コロナウイルス感染拡大の状況から、健康への関心が高まっている昨今。今年度の厚労省の取り組みの一つとして、HIPHOPダンスによる高齢者(以下、シニア層とする)の健康づくりの普及などを通じて、体を動かすことによる健康の維持・増進の重要性に関する意識の向上を狙いEXILE TETSUYAが「健康クリエイター」に就任、実際に身体を動かしてもらうことがシニア層の健康にどのような影響や効果があるのかデータ収集・分析・効果検証等を行い、健康づくりの普及を目的としている。

EXILE TETSUYA

 TETSUYAはこれまでダンスに関する研究を続け、「現代的なリズムのダンス」の教育現場におけるダンス教育の現状や問題点などを早大大学院スポーツ科学研究科で研究し、18年3月には修士課程を修了。昨年には監修したダンス教材が「文部科学省選定」にアーティストとしては初めて認定された。また本格的にダンスを学びながら高校卒資格を取得できる新しいスタイルのスクール「EXPG高等学院」学長を昨年から務めるなどダンス教育における活動に注力している。

 また、厚労省の健康行政特別参与の杉良太郎氏も駆けつけ「ダンスを通じてなにができるかを勉強してきたTETSUYAには機会があれば手伝ってもらいたいと常々思っていました。性格的にも真面目で“一生懸命な性格ですし、適任かなと思いお願いしたところですね」と就任に至った経緯を語った。

EXILE TETSUYA

 委嘱状を受けたTETSUYAは、「運動と食事、睡眠のバランスを大事にしています」と自身の健康法についても語り、今までEXILEの活動の中で培った経験をいかして、大好きで続けてきたダンスは、この時代に可能性を広げていると感じています。アート、カルチャー、スポーツ、教育、健康、さまざまなことにつながっていくと思っています。“ダンス”と“健康”をつなげていけるように、役割を果たしていきたいです」と意欲をかたり、今後の活動に期待をよせた。

杉良太郎(左)とEXILE TETSUYA

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