凛として時雨、実質休止状態から1年3カ月ぶり生演奏 新曲を披露
1年3カ月ぶりに生演奏した凛として時雨(撮影・笹原清明)
フジテレビ「ノイタミナ」アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のイベント『PSYCHO-FES サイコフェス』が26日、パシフィコ横浜で行われ、10月スタートの新番組でオープニングテーマ「Enigmatic Feeling」を歌うバンド「凛として時雨」がシークレットゲストで登場した。
先日、11月5日にシングル『Enigmatic Feeling』をリリースする事を発表し、今後の動向に期待が高まり興奮冷めやらぬ中、昨年6月の日本武道館でのワンマンライブ以来、実質活動停止状態にあった凛として時雨から嬉しいサプライズ。1年3カ月振りにバンドでの生演奏が行われた。
シークレット出演で凛として時雨の3人がステージに登場し、ここパシフィコ横浜にて奇跡のバンドでの生演奏が実現。人気声優陣による朗読劇で会場が盛り上がった後、1期のダイジェスト映像がスクリーンで放映されると、謎のカウントダウンが行われ、照明が落ち突然ステージは暗転。
会場を埋め尽くすオーディエンスが固唾を飲んだ瞬間、ステージに凛として時雨の3人が登場。出演を知らされていなかった会場からは怒号の様な歓声が沸き起こり、会場は総立ちに。耳慣れた印象的なギターのアルペジオにのせたTKのウイスパーヴォイスと共に、1期オープニングテーマ『abnormalize』の演奏がスタート。
「時雨ー!」「TKー!」など歓声が沸き起こる中、TKが「声が高いほうのオープニングを歌っている凛として時雨です。2期のオープニングテーマを歌わせて頂きます」と言い、続けざまにアグレッシヴに切り裂くようなギター・リフを鳴り響かせ、先日「PSYCHO-PASS サイコパス2」のテレビCMで一部音源が解禁されたばかりの、2期オープニングテーマ「Enigmatic Feeling」を演奏。
初めてフルで、しかも生演奏で聴けることになった4000人のオーディエンスの沸点は最高潮に達し会場は大歓声に包まれ、演奏が終わった後もスタンディングオベーションが続き、鳴り止まない拍手の中、メンバーはステージを後にした。
初披露した凛として時雨の新曲「Enigmatic Feeling」はYouTube Official Channelで公開されている。
激しく硬質なギター・リフにドライヴするベース・ライン、メタリックでラウドなドラムサウンドによるエクストリームで唯一無二のサウンドにのせて、TKと345による男女混成による超絶ハイトーン・ツインボーカルが描き出す白昼夢の如き夢幻の世界を表出させるこのバンドの真骨頂とでもいうべきスリリングでオルタナティヴなキラー・チューンだ。
凛として時雨、いよいよここに再起動(リブート)。今後続々発表される情報はオフィシャルホームページを随時掲載されていく。