佐藤健「あそこまで役と一体化になれたのはない」“雪代巴”有村架純に特別な思い
るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION
佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、高橋一生、江口洋介、大友啓史監督が24日、都内で『るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION』イベントに臨んだ。
大ヒットを記録した『るろうに剣心』シリーズの最終章。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』としてそれぞれ4月23日、6月4日に2作連続で全国公開される。
“緋村剣心”佐藤健の再会に「嬉しかったですね」と語る“神谷薫”演じる武井。その武井に佐藤は「久々に会うので変わっていたらと思ったけど、お会いしたら10年前がフラッシュバックして、艶っぽさや武井さんの良さが失わらずに安心しました」
本作では、有村架純演じる雪代巴が登場する。剣心の十字傷の謎の鍵を握り、かつて剣心の妻であった人物。有村は撮影前に「雪代巴は剣心さんにとって皆にとっても大切と言われてプレッシャーと言えばそうですが、その言葉があったからこそ作品に寄り添たいと強く思った」といい、撮影中に言われた「剣心の役作りは雪代巴から始まっている」が心に残っているとあかした。
これに佐藤は「仰る通り」とうなずき、「当然と言えば当然。出会いを経て旅に出て、10年どうやって生きて行こうかと彷徨ってパート1、剣心の物語が始まる。それを思って役に挑むのは当たり前のことで、大切なシーンは別れや出逢いを思い出して深呼吸をして臨んでいました」と明かした。
また、佐藤は、“雪代巴”有村に初めて会った時に懐かしく感じたそうで「不思議だなと思いました」とし、撮影期間はふわふわとした気持ちだったといい「あの時間は僕の人生において特別でした」。出来上がった完成品を試写して「あそこまで一体化しているのは過去にもなかったと思う」と自信をのぞかせた。
有村もまた「初めて剣心さんと対峙した時に、寂しそうな背中が忘れられなくて。孤独な背中をしている姿がものすごく心を揺さぶって。その瞬間が多かった」と振り返った。