“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが、フジテレビ「+Ultra」ほかで毎週水曜日24時55分から放送中のTVアニメ『BEASTARS』第2期のエンディングテーマを務めることが、同アニメオンエアでサプライズ解禁された。楽曲は「優しい彗星」で、2021年1月20日に配信リリースすることも決定。

 オープニングテーマ「怪物」は既にアニメ内でもOAされており、オープニングとエンディングの両方をYOASOBIが務めるという、異例のコラボレーションとなった。

 「優しい彗星」は、オープニングテーマ同様、『BEASTARS』原作者の板垣巴留氏による完全書き下ろし小説『獅子座流星群のままに』を原作としており、Ayaseが紡ぎ、ikuraが届けるストレートなメッセージが心を打つバラードソングに仕上がった。

 作品世界との見事なシンクロ具合と、YOASOBIの表現の幅広さを是非堪能して欲しい。14日、アニメノンクレジット映像と配信ジャケットも解禁。

「優しい彗星」ジャケ写

 手掛けたのは、Ayaseボカロ楽曲「よくばり」の映像も手掛けた東京藝大出身のクリエイター・門脇康平。

 心に滲み入る楽曲のテイストに合わせた繊細な表現が作品、楽曲への没入感をさらに高める仕上がりとなっている。

 また14日発売の週刊少年チャンピオンで、YOASOBIが表紙&巻頭グラビアを担当。

さらに、昨年末の第71回NHK紅白歌合戦でも初のパフォーマンスが披露されたYOASOBIの代表曲「夜に駆ける」の原作小説「タナトスの誘惑」およびそのスピンオフ小説「夜に溶ける」(いずれも星野舞夜・著)を原作としたオーディオドラマの制作が決定した。

「夜に駆ける」オーディオドラマ

 二作品をベースに新たに書き下ろされた脚本を、伊東健人・楠木ともり・細谷佳正・木村昴という数多くのアニメ作品で人気と実績のある声優陣が演じている。

 また本作は、全てのセリフと効果音に立体音響技術が利用されており、ヘッドフォン環境下ではとりわけ没入感が高まるという、まさに「耳で観る」オーディオドラマになっている。

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