『スター・ウォーズ』の人気キャラクター、マンダロリアンを主人公にフォースの力を秘めた子どもザ・チャイルドとの危険な冒険を描く『マンダロリアン』シリーズ2のキャスト陣が、『スター・ウォーズ』(SW)ファンの心を掴む要因の1つでもあるこれまでのSW作品とのキャラクターとの繋がりについて言及した。(※シーズン2の内容を含む)

 『エピソード6/ジェダイの帰還』で死んだと思われて以降、本作で遂に復活を果たし、世界中を歓喜に包んだ賞金稼ぎ、ボバ・フェット。『エピソード2/クローンの攻撃』のジャンゴ・フェット役に続き、ボバを演じたテムエラ・モリソン(ボバはジャンゴの純粋なクローンとして誕生し息子として育てられた)は「ジャンゴとボバがマンダロリアンの歴史を持っていることはなんとなく知っていました。(戦闘民族マンダロリアンを主人公にした)本作でボバが復活することを聞いて『うわー!これはすごい!』と興奮してしまいました」と映画で人気を誇ったキャラクターとの繋がりに歓喜したことを明かした。

 さらに、3DCGTVアニメーション『クローン・ウォーズ』での声に続いて戦闘民族マンダロリアンの伝説的な一人であるボ=カターンを演じたケイティー・サッコフは、本作について「作品同士がどう関わってくるのかがとても面白いの。かつてのSWの世界に戻って、それぞれの物語が一つに繋がると気付いた時は感激したわ。今、『マンダロリアン』を見るようになって、改めて過去の作品を観直している人は多いのよ」と『エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後の世界が舞台にした『マンダロリアン』ならではの魅力を語った。

「シスの復讐」オビ=ワン。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
ディズニープラスで配信中
(C)2020 Lucasfilm Ltd.

 彼らの言葉を裏付けるように、シーズン2では続々と懐かしの『スター・ウォーズ』キャラクターたちが登場し、ファンを熱くさせている。ボバ・フェットや、『クローン・ウォーズ』で人気を博したアナキンの元パダワンアソーカ・タノ、さらにはボ=カターンが既に登場を果たし、百戦錬磨の彼らはマンダロリアンとザ・チャイルドの危機を度々救い、共闘するクールな様を視聴者に見せた。

 最終話を目前に控える中、恐怖の悪役モフ・ギデオンにザ・チャイルドを連れ去られたマンダロリアンはボバ・フェットの力を借りながら救出作戦を遂行する。果たしてマンダロリアン一行はザ・チャイルドを無事に救い出すことができるのか。

アソーカ・タノ:『マンダロリアン』S2(C)2020 Lucasfilm Ltd.

 本作ではまだ多くを明かされていないヨーダと同じ種族のザ・チャイルド(グローグー)の出生の謎や、新たなジェダイの登場を予感させるアソーカの台詞、そして悪役のモフ・ギデオンと伝説のアイテムダークセーバーの繋がりなど、これまでのSW作品に深く繋がる物語が描かれ、ファンから注目が集まっている。最終話に向けて次々と掘り下げられていくSWの世界から目を離すことができない。

 先日行われたルーカスフィルムプレゼンテーションではダース・ベイダーとオビ=ワンが登場する『スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノービ(原題)』や「クローン・ウォーズ」で初登場し『マンダロリアン』で実写化したアソーカ・タノが主人公の『スター・ウォーズ:アソーカ(原題)』など超豪華ラインアップをディズニープラスで独占配信する事が発表された。

 メディアやファンから大絶賛されたシーズン1だが、シーズン2ではさらにSWの世界観が広がっていき、一体どんな結末が待ち受けているのか。「手加減なしの『スター・ウォーズ』」(ロサンゼルス・タイムズ)と、完璧な“スター・ウォーズ”の世界観とスピリットで描かれる壮大かつエモーショナルなドラマで世界を魅了し続ける『マンダロリアン』。シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。

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