WiennersのMAXとマナブシティが脱退、体制整えるため準備期間設置も
MAXとマナブシティの脱退が発表されたWienners
4人組ロックバンドのWienners(ウィーナーズ)のメンバー、MAX(ボーカル・キーボード・サンプラー)とマナブシティ(ドラム)が9月7日のライブ(東京 渋谷O-EAST)を最後に脱退することが17日、わかった。
同バンドの結成から6年間ともに歩んできたが、2人の話を受けてメンバーとスタッフが話し合いを重ねた結果、「前向きな結論として2人を送り出す」ことを決めた。
彼は現在、全国ツアー中。所属事務所は「残り少ない現体制でのライブを一人でも多くのファンの皆様に観て頂きたいと思い、急ではありますが本日発表させて頂きました」と説明している。
今後については少しの間、次なるスタートへ向けて準備期間を設けるといい「これまで以上に精力的に活動を続けていきますので、これからもWiennersを宜しくお願い致します」と誓った。
バンドを去る2人についてメンバーは「別々の道を歩ことになったMAX、マナブシティをあたたかく見送って頂きたいと思います」と、ファンに理解を求めた。
Wiennersは2009年に結成、2013年にトイズファクトリーからメジャーデビューした。パンク出身の瞬発力と鋭さを持ちつつも、どこか優しくて懐かしい香りを放つ男女ツインボーカルの4人組ロックバンドとして人気を集める。
以下は、マナブシティとMAXのコメント文。
■マナブシティのコメント
いつも応援してくれている皆様へ。
この度、僕マナブシティは9月7日のライブをもってWiennersを脱退することになりました。突然、このようなお知らせになってしまい本当に申し訳ありません。バンドを続けていく中でこれまでも色々な葛藤がありましたが、最終的には、一人の父親として家族と向き合う時間を大切にしたいという思いが強くなり脱退を決意しました。
Wiennersを結成してから約6年間、何度も諦めかけましたが何とかここまで続けて来られたのは、くじけそうな時、いつも支えになってくれた家族やスタッフ、そして何よりファンの皆の笑顔とWiennersの音楽、そしてメンバーのお陰です。
応援して下さっている全ての方々に心から感謝しています。残りのライブで皆さんと笑顔で最高の瞬間を過ごせるように全力で挑んでいきますので、現体制のWiennersを観に来ていただけたら嬉しいです。今まで本当にありがとうございました!
■MAXからのコメント
この度、私MAXは9月7日のライブを持ちまして、Wiennersを脱退することに致しました。忘れもしない、2008年、吉祥寺WARPでの初ライブから6年半ほど、楽しいこと苦しいこと嬉しいこと悲しいこと、たくさんの素晴らしい経験をさせてもらい、たくさんの素敵な方々に出会うことができました。
突然の発表になってしまいましたが、6年半間違いなく真剣にやってきて、そのなかでいろいろなことがあって、たくさんたくさん、本当にたくさん悩んで考えて出した決断です。
ここから別々の道を行きますが、音楽を続けていれば、またどこかで交わることがあるのかもしれません。
今まで応援して下さって、本当にありがとうございました。今の4人でやってきたWiennersに、自分自身、悔いのないよう残りのライブに向き合いますので、ぜひ見にきて頂けたらと思います。これからもWiennersをよろしくお願いします。