細川岳、原案の映画公開に感慨「東京国際映画祭に立てるとは」
『佐々木、イン、マイマイン』舞台挨拶
藤原季節、細川岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、内山拓也監督が『第33回東京国際映画祭』会期中の3日、東京・TOHOシネマズ六本木で、映画『佐々木、イン、マイマイン』(11月27日公開)の舞台挨拶に臨んだ。
俳優志望の悠二と圧倒的存在感を放つ同級生の佐々木、その仲間たちの過去と現在を通して、青春時代特有のきらめきと、愛おしくも戻らない日々への哀愁をストレートに描き出す。
細川の高校時代の同級生とのエピソードが原案。細川が自身の出演作『ヴァニタス』でメガホンをとった内山監督に映画化を持ちかけたところからプロジェクトがスタートした。
構想から約3年をかけ、公開を迎える。脚本も手掛けた内山監督は客席に向かい「皆様が初めてのお客様になります。立ち寄って下さって有難うございます」と感謝。
更にこの期間を「最後まで貫いたことが映画になると信じて岳と一所懸命にやりました。うまくいかなかったことが大半。僕なりに肯定してあげたい」と感慨に触れた。
佐々木を演じた細川も「この映画を作りたいと思った時は、この東京国際映画祭に立てる、こんなに沢山の方に見てもらえるとは思ってもいませんでした。過去の自分に『そのままいけ、やれ』と言ってあげたい」とし、「しんどいこともあったけど、内山監督と一緒に作ってきたことは楽しかった」と喜びに浸かった。
主人公の悠二役を演じた藤原は「皆さんにそして僕自身にも拍手を送りたい」、悠二の別れた恋人・ユキ役の萩原は「きょうはみんなとこうやって立てているのが幸せ」。
悠二の高校時代の友人・多田役の遊屋は「佐々木と言う男、めちゃくちゃかっこよくてめちゃくちゃ愛おしい、皆さんにも感じて頂ければ嬉しい」、悠二の高校時代の友人・木村役の森は「一生懸命に作った映画、なにか持ち帰ってくれたら嬉しい」と思いを述べた。







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