DEEP SQUAD「感謝の気持ちを全力で伝えたい」ライブに臨む姿勢
INTERVIEW

DEEP SQUAD

「感謝の気持ちを全力で伝えたい」ライブに臨む姿勢


記者:編集部

撮影:

掲載:20年11月03日

読了時間:約5分

 DEEP SQUADが10月30日、2枚目のシングル「Good Love Your Love」をリリースした。今作は最新トレンドサウンドをまとったシティポップナンバーで、劇団EXILE町田啓太が出演するドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京/木曜25:00 O.A)のエンディングテーマ楽曲となっている。ドラマとシンクロしたキュンとする楽曲になっており、サビのパワーワード『グラグラ』(Good Love Good Love)や『ユラユラ』(Your Love Your Love)はもちろん、『ねぇ、こっちにおいで』『ほんとはぐっと抱き寄せて』など”好きが溢れる”歌詞がポイントになっている。また、ジャケット写真は、楽曲の世界観に寄り添い、耽美&甘美が漂う世界感をまとった作品となっていて、溢れる「愛」がこぼれない様に、しっかり相手を包み込むように表現された“手”は、比嘉涼樹の実際の“手”を撮影し使用されている。以下、「Good Love Your Love」のオフィシャルインタビュー。

6人での活動がだんだんと体に染み込んできました

「Good Love Your Love」ジャケ写

ーーメジャーデビュー作『Get With You』から数カ月が経ちますが、現在の心境はいかがですか。

TAKA 新しい形で活動を始めてから1年と3カ月になります。コロナ禍でのデビューは残念な面もありますが、YouTubeチャンネルの開設など、新しい可能性やスキルアップに繋がりました。それにCMソングの起用や今回のドラマのタイアップなどいろいろな方の協力があって活発に動けたかなと思ってます。

KEISEI 6人での活動がだんだんと体に染み込んできました。音楽やミュージックビデオの作り方も慣れない点があって、前作はそれぞれが一生懸命に交差していく感じでしたが、この新作で1つになった気がします。

YUICHIRO 「Get With You」は1年間、6人で歌い続けてきてパート割も歌う毎に変わったりしていて、やっと今の形に落ち着いたんです。この1年があったからこそ新メンバーも成長できたと思いますし、グループの仲やコーラスも馴染んで今回のリリースに繋がりましたね。年齢差もあって心配もありましたが、EXILEの皆さんも新しい仲間を増やしているし、EXILE HIROさんの姿を見て「大丈夫だ」と。日々戦っています(笑)。

宇原雄飛(以下、宇原) デビュー前の1年間は自分を磨く修行期間でした。「Get With You」もオーディションの頃から歌っていましたが、「Good Love Your Love」は楽曲を1から作っていく行程に携わることができて、それが良かったです。とても充実した日々を過ごしています。

杉山亮司(以下、杉山) ドラマに沿って制作していくのは初めてでしたね。まだまだ初めてのことがあるはずですし、アイデアや考えていることを説明する難しさを理解できたことも勉強になっています。まだまだですが、またひとつ成長できたんじゃないかと。

比嘉涼樹(以下、比嘉) お客さんの前でライブができない時期なので、自分たちのデビューを実際に感じる機会が少なかったです。でもカラオケに行った時に自分たちの楽曲があったり、CMで流れていたりすると、プロとしての意識も高まりました。今はレコーディングをする度に自分たちが成長しているのが分かりますし、もっと成長していかなきゃと考えています。

ーーでは新曲「Good Love Your Love」についてお聞かせください。まず制作はどのように進められたんですか?

宇原 この楽曲はドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のエンディングテーマ曲となっており、ドラマの内容に沿った作詞になっています。普段はなかなか恥ずかしくて表に出せないような恋心を歌っています。サビの<Good Love Good Love>(グラグラ)、<Your Love Your Love>(ユラユラ)という部分の遊び心もメンバーで考えたので、そこにも注目していただければと思います。

KEISEI 前作「Get With You」のサビが<Get love get love>(ゲラゲラ)なんです。それと繋げたわけではないですが、言葉遊びで耳に残るフレーズの方がいいかなと。

ーー最初に曲を聴いた時の印象は?

杉山 今までにはないテンポ感で、イメージを作るのが難しかったですね。歌の入れ替わりも多いので、次の人に繋ぐ意識だったり、テンションを合わせるように心がけました。歌詞的にも男性の心の声だという解釈しながら歌って楽しかったです。

比嘉 パート分けもみんなで話し合いました。「誰が出て、誰が出てきてない」という見え方やバランスも考えながら割り振っていて、レコーディングで歌ってみて急に変更したり、試行錯誤をして作っていきました。

ーー他に制作中のエピソードなどがあれば教えてください。

比嘉:今回一番大変だったんじゃないかなと思うのはジャケ写の撮影。「好きという思いがこぼれない様に相手の顔に手を添えている」という写真を新メンバー3人で撮ったんです。女性に手を添えるパターンや、メンバー同士で添えるパターンも撮ったんですけど、特に男性同士だと変に疲れるんですよね(笑)。

ーーそして初のオンライン単独公演『DEEP SQUAD PREMIUM LIVE 2020 “NEW STORY”』が11月21日に決定しています。前作のリリースライブもオンラインで開催しましたが、普通のライブとの違いは感じましたか?

DEEP SQUAD

KEISEI お客さんが見えないなかでしたが、やってみると意外にイメージできましたね。有観客でやっていたからこそ、お客さんの様子や曲の盛り上がりどころがフラッシュバックしてきて。そのおかげでカメラの向こうの皆さんも意識しながらパフォーマンスできたかなと。僕は全然アリだなと思いました。

YUICHIRO 僕もオンラインライブに関して抵抗はありません。急速に浸透したので驚きはありましたけど、コロナ禍になったから流行っただけで、近い将来にそういう時代が来るだろうなと感じていたので。でも本当のライブの方が良いなとは思います。やっぱり歓声を聴きたいですし、会場で一体になる感じが恋しいです。

宇原:初のリリースイベントがオンラインというのは残念な気持ちもありました。そして初のワンマンもオンラインということで。でも、やらせていただけることに感謝ですから、応援してくださるファンの皆さまに感謝の気持ちを全力で伝えたいですし。僕たちが成長した姿も見てほしいです。

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