藤原季節・細川岳ら堂々と、『佐々木、イン、マイマイン』

　藤原季節、細川岳、内山監督が10月31日、東京国際フォーラムで開催された『第33回東京国際映画祭』オープニングセレモニーに登場した。

　藤原が主演し、細川が出演と脚本を兼任、内山監督がメガホンを取った映画『佐々木、イン、マイマイン』が同映画祭の「TOKYOプレミア2020」に選出され、この日舞台上で紹介された。

　映画は、俳優志望の悠二（藤原）と圧倒的存在感を放つ同級生の佐々木（細川）、その仲間たちの過去と現在を通して、青春時代特有のきらめきと、愛おしくも戻らない日々への哀愁を描く。主演の藤原をはじめ、細川、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、河合優実、井口理（King Gnu）、鈴木卓爾、村上虹郎などが出演している。

　この日のオープニングセレモニーでは、藤原、細川、そして内山監督が登壇した。オールバック姿の藤原はステージ中央に立つと手を後ろに回し、脚を肩幅程度に広げ、堂々と立志。一歩の細川は飾ることもなく自然体でその場に立った。

　『東京国際映画祭』のオープニングセレモニーは例年、六本木ヒルズアリーナでレッドカーペットイベントとして行われていたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大予防対策から、国際フォーラム内で実施された。

　幕を開けたこの日を皮切りに11月９日まで、六本木ヒルズ・ＥＸシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほかで開催される。