22/7

 【TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020◇2日◇初日】HOT STAGEのトップバッターを飾ったのは22/7だ。

 明かりが落とされたステージに一人立つ西條和。やがてメンバーが加わる。最初に披露したのは、4thシングルの表題曲「何もしてあげられない」。曲中の主人公の葛藤を描いた歌詞が印象的な曲だ。

 22/7の世界を作り上げたところでMC。ひとりずつ自己紹介。TIFでも変わらぬ個性で自己PRした。活動休止から復帰した倉岡水巴も元気な笑顔を見せた。昨年末に加入した河瀬詩は初のTIFステージ、初々しく挨拶した。

 白沢かなえが、次の曲は6thシングルのカップリング「ポニーテールは振り向かせない」であることを紹介。武田愛奈が「片思いのときめきや切なさを思い浮かべて聴いて下さい」と伝えて曲に移った。髪をなびかせ歌う11人。青春の香りを持ち込んだ。そのままドラマティックな「ロマンスの積み木」へと紡いだ。

 宮瀬玲奈は笑顔で「楽しんでくれていますか?」と問いかけ。涼花萌と河瀬詩は次に歌う「風は吹いてるか?」を紹介した。ゲームアプリ『22/7 音楽の時間』の主題歌だ。スカートをひらりとさせて歌い上げていくメンバー。最後に高辻麗は「カップリングも含めて良い曲尽くしですので、チェックをお願いします!」と呼びかけた。

 「最後まで盛り上がっていきましょう!」と倉岡。天城は「最後の曲です!」と伝えてラストは疾走感と強さのあるロックナンバー「韋駄天娘」。18年リリースのシングル「理解者」のカップリング曲だが、ライブでも何度も披露され、リリース後から様々な歴史が刻まれてきた思い入れの強い曲だ。

 今後の飛躍を誓うように力強く、そして笑顔で披露。HOT STAGEのトップバッターという大役を11人で務めた。最後はリーダーの帆風千春が挨拶して締めた。【木村武雄】

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