岡田健史と南沙良がW主演を務めるショートドラマ『これっきりサマー』(NHK大阪拠点放送局)

 岡田健史と南沙良が、NHK大阪発のショートドラマ『これっきりサマー』でW主演を務める。ロック好きの女子高生を演じる南沙良は「少しでも明るく晴れやかな気持ちになって下されば」と語った。

 コロナ禍で、夏の甲子園への出場、夏フェスへの参加、それぞれかけがえのない青春の1ページを奪われた高校生男女の“これっきり”の夏を、名手・木皿泉さんがあざやかに描き出す。

 演じるのは若手俳優の中でも最注目株の2人、岡田健史と南沙良。さわやかさ満点のショートドラマとなる。

制作統括、内田ゆきチーフ・プロデューサー(NHK大阪拠点放送局)

 この夏ならではのドラマとしてお届けできるもの。それはやっぱり元気になれるもの、「捨てたもんじゃないじゃん」と思わせる瞬間がキラリと光るもの。そんなショートドラマを木皿泉さんが一気に書いてくださいました。カラリとしたユーモアの中にも癒しのあるセリフは、まさに真骨頂。そして、ご自分も白球を追う日々を送っていた岡田健史さんのリアル高校球児ぶり、クールビューティー南沙良さんのみずみずしさ満点の演技に圧倒されること請け合いです。

藤井薫役・岡田健史コメント

2020年の全高校野球児の姿を具現化できるように、自分の記憶、そして今、目の前で起きている事実を拾って精一杯演じきりました。
この作品が2020年という時代を胸に刻み、後世に語り継がれるひとつの原動力となる作品になりますように。

水守香役・南沙良コメント

実際にマスクを着用し距離感を守りながら臨むお芝居は初めてでしたので新鮮に感じました。
皆さん、以前より自宅にいることが増えていると思います。こういう時だからこそ、ご覧になった方が、少しでも明るく晴れやかな気持ちになってくだされば、と思います。

あらすじ

夏の甲子園大会が中止になり、町中から同情されている高校球児の薫(岡田健史)。うんざりしているところに、ロックが大好きな同級生の女子・香(南沙良)が現れる。香も夏フェスが中止になってがっかりしていた。ぽつりぽつりと会話を交わしはじめたふたりだが、常に「ソーシャルディスタンス」を保ち、マスクに阻まれている。やがて、甲子園と夏フェス、それぞれにかける相手の本当の思いに気がついた薫と香は…。

【作】木皿泉(『昨夜のカレー、明日のパン』『富士ファミリー』ほか)
【出演】岡田健史 南沙良 一木美貴子 村上ショージ
【制作統括 】内田ゆき【演出】泉並敬眞【制作・著作】NHK大阪拠点放送局

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